Appleが、装着したまま就寝してもユーザーが違和感を感じないデザインを採用するAirPodsの開発を検討している可能性があると、MyHealthyAppleが伝えています。
MyHealthyAppleの指摘は、Appleが現地時間2023年11月14日に米国特許商標庁(USPTO)で取得した、ステム(軸)を折り曲げ可能なAirPodsの特許情報をもとにしたものです。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleが、装着したまま就寝してもユーザーが違和感を感じないデザインを採用するAirPodsの特許を取得した。
2. 就寝中もAirPodsを装着し続けることで、各種ヘルスケアデータを取得するのが目的と予想される。
3. 特許に記されたAirPodsのステムは柔らかい素材を採用しており、折り曲げて耳の内側に収めることができる。
就寝中のヘルスケアデータの取得を目的に、最適なデザインを検討
AppleがUSPTOで取得した特許の題名は、「イヤホン」です。この特許は、装着したまま就寝してもユーザーが違和感を感じないAirPodsのデザインを検討するものです。
この特許の骨子は、就寝時に装着したまま使用する上で最適なデザインの検討です。
そのため、現行のAirPodsシリーズとは異なり、ステムを柔らかい素材とし、折り曲げ可能にすることが検討されています。
下記図表1は、通常時のAirPodsと、就寝時のAirPodsのステムの位置を可変させることを説明したものです。ステムは、72の位置を支点に折り曲げ可能です。
これにより、通常時は見慣れた形状(下記図表3)なのが、就寝時は反転させて装着し、ステムを曲げて耳の中で収まる(下記図表4)ようにすることが検討されています。
こうした装着方法を行ってもユーザーが違和感を感じることがないよう、ステムの素材変更だけではなく、イヤーチップの素材や形状、取付角度なども検討されています。
AirPodsを就寝時も違和感を感じることなく装着できるようにする目的は、就寝中のヘルスケアデータの取得です。
測定可能になるヘルスケアデータとして、心拍数、呼吸数、体温(耳式体温測定機能の搭載)が予想されます。
Source:USPTO via MyHealthyApple
Photo:Matt Talks Tech/YouTube
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Source: iPhone Mania
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