大手ケースメーカーCasetifyが、YouTuberの男性が立ち上げたケースブランドのデザインを剽窃した可能性が浮上しました。男性はすでにCasetifyを提訴済みであるとのことで、この件に関する動画も公開しています。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. CasetifyがYouTuberの男性が立ち上げたケースブランドのデザインを剽窃した可能性が浮上した。
2. 「ガラスはガラス、ガラスは壊れる」などの独自の隠しメッセージもCasetifyのケースデザインに確認。
3. ジョークさえもコピーされてしまっていることが剽窃を裏付ける証拠となっている。
デバイスの中身が見えるデザインを剽窃された?
容赦ない新型デバイスの耐久性の調査で知られるYouTubeチャンネルJerryRigEverything(登録者数820万人)を運営するザック・ネルソン氏は、dbrandという自身のケースブランドも展開しています。
dbrandは、分解をもとにデバイスの中身を忠実にスキンシール化した商品などの販売を行っていますが、大手ケースメーカーCasetifyが同社のデザインを剽窃した可能性が出てきました。
隠しメッセージが盗用の証に?
ネルソン氏は、dbrandの中身が見えるスキンシールのデザインに「GLASS IS GLASS AND GLASS BREAKS(ガラスはガラス、ガラスは壊れる)」などの隠しメッセージを入れていますが、これらのジョークがそのままCasetifyの中身が見えるケースのデザインにも確認できるため、不自然だと同氏は指摘しています。
Samsungがデバイスの中に“ガラスは壊れる”といったメッセージを入れ込むことはまずないため、Casetifyのデザインにこの文章が含まれていたということは、dbrandのデザインをそのまま盗用した可能性があります。
他にも、dbrandのPixel 7 Pro分解デザインのバッテリー部分の「11.11Wh」という表記もCasetifyのデザインに確認できますが、実際にはデバイスは「5,000 mAh/19.25Wh」であり、ジョークさえもコピーされてしまっていることが剽窃を裏付ける証拠となってしまっています。
Source:JerryRigEverything/YouTube via AppleInsider
(lexi)
Source: iPhone Mania
隠しメッセージが物語る?Casetifyのデザイン盗用疑惑が加熱