TDKが、インドにiPhone用バッテリーセル製造工場を建設すると、インドメディアBusiness Standardが報じました。
インドでは現在、地元のTataグループを始めとする複数のサプライヤーがiPhone15の組立作業を行っており、今後は部品のサプライヤーも進出すると予想されていました。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. TDKが、インドにiPhone用バッテリーセル製造工場を建設すると、インドメディアが報じた。
2. 工場用地は、約72.8ヘクタール。
3. ほぼ輸入に頼っているバッテリーが、TDKの進出によりインド国内で製造可能になる見込み
TDKがインド国内にバッテリーセル製造向上を建設へ
TDKがインドに建設するのはiPhone用バッテリーのリチウムイオンバッテリーセル製造工場で、完成したバッテリーセルをバッテリーメーカーに供給し、完品になるようです。
TDKはインド国内に180エーカー(約72.8ヘクタール)の工場建設用地を確保していると、Business Standardは伝えています。
インドにおけるiPhoneの組み立て台数は年々増加しているにも関わらず、バッテリーはこれまでほとんどを輸入に頼っています。そのため、インド国内でバッテリーの製造も行うことで外貨の流出を抑えるのが喫緊の課題になっていました。
TDKの現地進出は、そうしたインドからの要望に応える形になったと考えられます。
Source:IT之家
Photo:Apple Hub/Facebook
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Source: iPhone Mania
TDKがインド進出、現地でのiPhone用バッテリーセル製造へ本格参入