Appleはインドへの投資と製造規模を拡大すると、Bloombergが報じました。Appleは今後、インド国内にApple Storeを3店舗オープン、製造面では現地資本のTataグループが新工場を建設して約50,000人を雇用しiPhoneを製造します。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleが、インドへの投資を拡大している。
2. Apple Storeを続々とオープン予定。
3. 地場サプライヤーによるiPhone製造工場を新設。
インドでのiPhone製造と販売を強化
AppleはインドにApple Storeを2店舗有していますが、更に3店舗を追加オープンする見込みです。日本では閉鎖したApple 札幌やApple 仙台の再オープンが実現していないのを考えると、何とも羨ましい状況です。
Appleはまた、Tataグループと共にインド政府に補助金を申請し、それを基におよそ20のiPhone製造ラインを持つ新工場を建設すると、Bloombergは述べています。
新工場は12カ月から18カ月後にで操業を開始し、2年以内に50,000人の従業員を雇用する大規模なものになるとみられています。
Tataグループは現在、買収したWistronのインド工場でiPhone15とiPhone15 Plusを製造しています。
AppleはiPhone17シリーズの開発において、現在は中国本土でしか行われていない新製品導入(NPI:New Product Introduction)準備をインドで行うとの噂があります。
Source:Bloomberg
Photo:Apple Hub/Facebook
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Source: iPhone Mania
Apple、インドでのプレゼンスを強化、新たなApple Storeと大規模工場