Appleが未開封のデバイスのソフトウェアアップデートを行うための新技術を開発していると10月に報じられましたが、実際に同技術に関する特許を取得したことがわかりました。特許は「箱内でのソフトウェアアップデート」と名付けられたものです。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleは未開封のデバイスのソフトウェアアップデートに関する特許を取得した。
2. 販売前にデバイスをアップデートすることで顧客体験の向上につながるという。
3. 特許出願では未開封デバイスのアップデート方法のステップが説明されている。
販売後のデバイスのアップデートはコスト大
Appleの特許出願には、デバイスの販売後にソフトウェアアップデートを行うのに30分以上時間がかかると記されており、結果より多くの従業員の配置つながる、とコストが大きいとのことです。
デバイスの販売前にソフトウェアをアップデートすることで、顧客体験の改善が可能であるとのことですが、密封された容器にどのようにアクセスするが鍵になってきます。
9つのステップで未開封を更新
特許には、次のステップで未開封デバイスのソフトウェアを更新できると記載されています。
「プロビジョニング(準備)」>「デバイス証明書」>「デバイス識別子」>「認証」>「ネットワーク接続の確立」>「ソフトウェアの更新」>「更新されたデバイスのプロビジョニング解除」>「方法のフロー」>「アップデートを実行する電子機器」
特許図面でも一連の流れが描かれています。
Source:Patently Apple
(lexi)
Source: iPhone Mania
画期的!Appleが箱内アップデート技術を特許化