Appleは英ロンドンのバタシー発電所にて、イギリスの画家デイヴィッド・ホックニーにプロジェクションを使ったアート作品の制作を委託しました。バタシー発電所には、Appleの新店舗「Apple Battersea」が今年6月にオープンしたばかりです。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleは、英国の画家デイヴィッド・ホックニーにアート作品の制作を委託した。
2. Apple Pencilを使ってiPad Proで描かれたホックニーの10分間のプロジェクション作品がロンドンで公開された。
3. ティム・クックCEOも作品についてソーシャルメディアで投稿している。
12月に入ってから巨大なプロジェクション作品が公開
以前からiPadを使用して作品制作を行うことで知られていたデイヴィッド・ホックニーは、2020年にベートーヴェン生誕250周年記念の肖像画をAppleのためiPadで制作したことでも話題になりました。
今年のホリデーシーズンに向け、Appleはホックニーに新たな作品の制作を委託した模様で、「Bigger Christmas Trees(大きめのクリスマスツリー)」と名付けたプロジェクションを用いたインスタレーションが、バタシー発電所で12月に入ってから公開されています。
Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)も、12月初旬にこの作品ついてソーシャルメディア「X」で言及しています。
A huge thank you to the incomparable David Hockney for helping us get into the spirit of the season! Your new artwork, Bigger Christmas Trees, created on iPad looks incredible on London’s Battersea Power Station. Happy holidays everyone! pic.twitter.com/6EwFgP9Lik
— Tim Cook (@tim_cook) December 4, 2023
Apple Pencilを使ってiPad Proで描かれたホックニーの10分間の作品は、クリスマス当日まで公開されるとのことです。このような作品は、Appleにとってバタシー発電所の新店舗のプロモーションになると同時に、Appleの“クリエイティビティ(創造性)”推しにも見事に応えていると言えるのではないでしょうか。
Photo:Apple
(lexi)
Source: iPhone Mania
バタシー発電所がキャンバス!ホックニーとAppleの驚きの共作