アニ文字とは、iPhone Xと同時に華々しくデビューした絵文字の進化版のような機能ですが、最新iOSでFace IDなしでも機能が動作するとの報告がありました。元々アニ文字の動作にはFace IDは必要なく、特に新機能ではないとの指摘もあります。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. iOS17.2で、アニ文字がFace IDなしで動作するようになったと報告された。
2. 元々アニ文字の動作にはFACE IDは必要なく、特に新機能ではないとの指摘も。
3. 「AppleがFace ID搭載デバイスを購入させるための策略だったのか」と嘆く人もいる。
元々Face IDは必要なかった?
Basic Tech Guy(@BasicTechGuy)という、壁紙制作で知られるBasic Apple Guyの名前にそっくりの人物が、iOS17.2でFace ID非搭載のデバイスでもアニ文字が使用可能になっていると動画を投稿しています。
これに対して開発者の🅳🆈🅻🅽(@DylanMcD8)という人物が、「ついに(Appleが)認めたか。アニ文字の動作にFace IDが必要ないということはかなり前からわかっていた」とコメントしています。
They finally admitted it. I proved long ago that it was entirely camera based, no Face ID required whatsoever. https://t.co/ZPV0LPc8U9
— 🅳🆈🅻🅽 (@DylanMcD8) December 16, 2023
🅳🆈🅻🅽氏は、2018年にiPad上の自身の自撮り動画をもとにFace IDが動作するかを検証したときの動画を投稿しています。
Found it. From October 2018: pic.twitter.com/19TnRE7lpu
— 🅳🆈🅻🅽 (@DylanMcD8) December 17, 2023
フラットなスクリーン上ではFaec IDは立体データを取得できないはずですが、アニ文字が動作している様子が記録されています。
「アニ文字はAppleがFace ID搭載デバイスを購入させるための策略だったのか」と自身の愚かさを嘆く人もいます。
アニ文字の動作にFace IDが元々必要だったか否かはさておき、機能がFace ID非搭載のデバイスでも動作するようになったことは喜ぶベきことなのではないでしょうか。
Photo:@BasicTechGuy/X
(lexi)
Source: iPhone Mania
iOS17.2でアニ文字がFace IDなしで動作するようになったと報告