Appleは12月初旬の時点で、時価総額3兆ドルという大台を再び超えてきましたが、現地時間14日付けの調べで、同社の時価総額はフランスの全上場企業の総額を今にも超えそうなことが判明しています。フランスには数多くの有名企業がありますが、それらの総額とAppleの時価総額がほぼ同じとはどういった事態なのでしょうか。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleの時価総額は、フランスの全上場企業の総額を今にも超えそうなことが判明。
2. パリの上場企業にはルイ・ヴィトン、エルメスなどの高級ブランドも含まれる。
3. Appleは2024年もまた収益が再加速するというのがウォール街の見方だという。
ルイ・ヴィトン、エルメスなどの高級ブランドも
時価総額でヨーロッパ最大の証券取引所であるEuronext Paris(ユーロネクスト・パリ)ですが、同取引所で上場しているすべての企業の時価総額がAppleに負けそうとの衝撃的な報道がありました。
ユーロネクスト・パリには、ルイ・ヴィトンを所有するLVMHや、バーキン(Birkin)バッグを製造する Hermes International SCAなども上場していますが、これらのラグジュアリーブランドを含むすべての上場企業の時価総額をあわせたのが約3.2兆ドルだったのに対して、Appleの時価総額は先週の時点で3.1兆ドルまで達しています。
Apple帝国の力は凄まじい
Appleはその時価総額の大きさから、1つの国をも凌駕することもあるためApple帝国と呼ばれることがあります。
Appleの動向に詳しいBloombergのマーク・ガーマン記者いわく、Appleが築き上げた“抜けるのが非常に困難な”エコシステムこそがApple株価の上昇につながっているとのことで、2024年もまた収益は再加速するというのがウォール街の見方のようです。
Photo:Apple
(lexi)
Source: iPhone Mania
Appleの成長止まらず、フランス市場を追い越す勢い