Appleは複合現実(MR)ヘッドセットVision Proの米国での発売を今月末にも控えているとされていますが、同デバイスのユーザーごとの調整方法に関する特許をAppleが申請していたことが明らかになりました。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. AppleがVision Proの調整方法に関する特許を複数申請していたことが判明。
2. ゴーグル内に埋め込まれた調整機構でデバイスのフィッティングの微調整が行える模様。
3. 調整ガイダンスシステムの特許出願の存在も確認されている。
ゴーグル部分に2〜8つの調整機構
Vision Proには、2つ、4つ、6つ、8つ、またはそれ以上の調整機構がゴーグル内に埋め込まれる可能性がAppleの特許出願で示されています。
特許図面12には、ゴーグル内の6箇所にスクリュー構造があるのを確認することができます。これらを微調整することで、どのような人の顔にもフィットするようにVision Proをカスタマイズすることができるようです。
Appleは調整ガイダンスシステムの特許も申請
AppleはVision Pro向けの調整ガイダンスシステムの特許も別に申請しています。ユーザーに対してデバイスのコンポーネントを適切に配置し、ユーザーの快適性を最大化するように誘導してくれると特許出願には記されています。
Vision Proにはアクセサリーが多い?
Vision Proの販売価格は3,499ドル(約50万6,000円)であることがすでに判明していますが、同デバイスにはユーザー体験を向上させるためのアクセサリーが多く存在するといわれています。
その一つが追加のオーバーヘッドバンドで、長時間のVision Proの使用には欠かせないとされています。その他にもゴーグル部分に取り付けるクッションなどの意匠権もAppleは取得しています。
Photo:Patently Apple (1), (2)
(lexi)
Source: iPhone Mania
Vision Pro、各顔型にフィットする秘密!