Appleは現地時間5日、複合現実(MR)ヘッドセットVision Proに関する4つの新たな意匠権を取得したことが明らかになりました。ディスプレイ部分とストラップ構造が特許図面につぶさに描かれており、デバイスの発売前からその様相を伺うことができます。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleは5日、MRヘッドセットVision Proに関する新たな意匠権を取得した。
2. ディスプレイ部分とストラップ構造が特許図面につぶさに描かれている。
3. ディスプレイ部分にはセンサー群やクラウン型のコントローラーがあるのがわかる。
ストラップ構造はどうなっている?
Vision Proのストラップ構造には、バッテリーの接続部分とみられる箇所や、追加のオーバーヘッドバンドの取り付け部分とみられる箇所があるのを確認することができます。
Vision Proはアクセサリーなしでも動作する見込みですが、長時間の使用には追加のオーバーヘッドバンドが欠かせないといわれており、その他にも豊富なアクセサリーが存在するという噂もあります。
ディスプレイ部分の詳細が判明
プロモ動画では見えにくかった、Vision Proのディスプレイ部分のみの特許図面も公開されており、デバイスの詳細を見て取ることができます。
ディスプレイ部分にはセンサー群や、Apple Watchのデジタルクラウンのような竜頭(クラウン)型のコントローラーがあるのがわかります。
Vision Proではユーザーごとの微調整が可能とされており、先日調整機構の特許も公開されたばかりです。
Vision Proは早ければ今月末にも米国で発売に至る見通しとなっています。
Photo:Patently Apple
(lexi)
Source: iPhone Mania
AppleのMRヘッドセット「Vision Pro」、新特許で機能詳細公開