ロードバイクおよびクロスバイクにAirTagを装着し、もしも自転車泥棒に遭った場合も追跡する方法を検討しました。ただし、AirTagキーリングやAirTagループを使って装着しただけでは自動車泥棒にすぐに発見され、外されてしまいそうです。
今回は、目立たず、AirTagを装着しているのがバレても外しにくい方法を考えて実践しました。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. ロードバイクおよびクロスバイクにAirTagを目立たず取り付ける方法を、9種類考えた。
2. ロードバイクおよびクロスバイクのボトルホルダー取付部を利用するタイプが、それなりにセキュリティも高く目立ちにくいと選択。
3. 防水性能確保とAirTagを更に目立たなくするため、自己融着テープを利用して工夫してみた。
ロードバイクおよびクロスバイクにAirTagを目立たず取り付けるには?
ロードバイクおよびクロスバイクにAirTagを装着する方法として、下記が考えられます。
- AirTagキーリングやAirTagループを使ってハンドルポストやフレームに装着
- 両面テープで貼り付けるホルダーを利用
- ハンドルポスト上部に装着
- ハンドルポスト下部に装着
- リフレクターに内蔵
- ベルに内蔵
- サイクルコンピュータマウントに内蔵
- サドルレールに装着
- ボトルホルダー取付部を利用
このうち、1と2は発見されやすく、3、6は簡単に取り外し可能です。
最も目立ちにくいのは4のハンドルポスト下部ですが、デザインによっては前車輪を外さないと装着できません(筆者の場合、これに該当)。
そこで今回は、販売されている製品数が多く安い、取り付け時にセキュリティボルトを使用しており簡単に外せないという理由から、9のボトルホルダー取付部を利用するAirTagマウントキットを選択しました。
ボトルホルダー取付部用AirTagマウントキットを購入
今回はAmazonで、ボトルホルダー取付部用AirTagマウントキットを購入しました。同等品の中で、それなりにセキュリティに優れているのが選択理由です。
パッケージの内容
パッケージに含まれているのは、AirTagマウントキットのベースとカバー、M5のセキュリティ対応ボルト、専用レンチです。
単体で取り付けると自転車泥棒に発見されやすいと考え、ボトルホルダーも購入して一緒に取り付けます。
取り付け方法
取り付け方法として、ボトルホルダー取付部用AirTagマウントキットを単体で取り付けるか、ボトルホルダーと共に取り付けるかが説明されています。
単体で取り付けると自転車泥棒に発見されやすいと考え、ボトルホルダーも購入して一緒に取り付けます。
実製品を確認
今回購入したボトルホルダー取付部用AirTagマウントキットはプラスチック製で、高級感はありません。価格が高くなりますが、アルミニウム製も販売されています。
ベースにAirTagを設置
ベースには、AirTagがぴったり収まります。
カバーを被せる
カバーを被せるとAirTagが隠れますが、ベースとカバーの間に薄っすらと隙間があいています。
ボトルホルダー取付部用AirTagホルダーを反転
ボトルホルダー取付部用AirTagマウントキットを反転させると、下記写真のようになります。
AirTagの電池蓋には、保護フィルムを貼り付け済みです。
セキュリティ対応ボルトの長さ
左側の純正ボルトと比べ、右側のセキュリティ対応ボルトはボトルホルダーとAirTagマウントキットを挟み込む分、長くなっています。
ロードバイクへの取り付け
ボトルホルダーと共に、クロスバイクに取り付けました。iPhoneからAirTagの音を鳴らすと、カバーされていても十分聞こえます。
下から覗くと、AirTagが見える
良い感じに装着されていますが、「下から覗くとAirTagの電池蓋が見える=自転車泥棒に見つかりやすい」のが気になります。
AirTagの電池蓋に黒いカッティングシートを貼れば、目立たなくなるでしょう。
主なロードバイク用AirTagマウントキット
ハンドルポスト上部装着タイプ
ハンドルポスト下部装着タイプ
リフレクター装着タイプ
ベル装着タイプ
サイクルコンピュータマウント装着タイプ
サドルレール装着タイプ
Photo:Amazon (1), (2), (3), (4), (5)
(FT729)
Source: iPhone Mania
ロード/クロスバイクにAirTagを装着〜自転車泥棒にバレにくい目立たない方法は?