現地時間12日、Microsoftの時価総額がAppleを上回ったと伝えられました。MicrosoftがAppleを超えたのは実に2021年以来初めてのことです。Appleの株価は新年に入ってすぐ直後に大きな値崩れを起こしていました。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. Microsoftの時価総額がAppleを上回ったと12日、伝えられた。
2. Appleを超えたのは実に2021年以来初めてのこと。
3. Appleの株価は新年に入ってすぐ直後に大きな値崩れを起こしていた。
Microsoftの時価総額は過去最高に
Apple株価の暴落は、BarclaysのアナリストがApple株式の投資判断を「アンダーウエート」へと引き下げたことで生じたとされています。最新iPhoneモデルがイマイチというのがその理由でした。
1月初旬の時点ですでに日本円にして15兆円が失われたと報じられていましたが、その間にMicrosoftが追い上げを見せたようで、現地時間12日付け、同社の時価総額は2兆8,870億ドルとなり、過去最高に達し、Appleを超えたことが明らかになりました。
Microsoft CopilotのiOSアプリが昨年末公開
Apple株価は48%上昇しましたが、今年に入ってから3%減となっています。一方、Microsoft株価は昨年57%上がり、2024年になってからは3%増となっています。
Microsoftの株価上昇は生成AI「ChatGPT」を開発するOpenAIへの投資が影響しているとみられています。
同社は昨年末、GPT-4が無料で使用できる「Microsoft Copilot」のiOS版アプリを公開しています。
Photo:Microsoft
(lexi)
Source: iPhone Mania
Microsoftが逆転!Appleを抜いて時価総額トップに