Appleが米電気自動車メーカーRivianとのパートナーシップを模索している、とAppleのサプライチェーンに詳しい台湾メディアDigiTimesが報じています。Apple Carプロジェクトが復活したのではないかとの意見も聞かれています。
Apple Car復活への淡い期待
DigiTimesがAppleのサプライヤーから得た情報によれば、AppleがRivianとパートナーシップを組むことを考慮しているとのことですが、どのような事業においてなのかはまったく謎のようです。
EVメーカーとのコラボと聞いた瞬間に「Apple Carが復活したのではないか」と期待する声がすぐどこかから聞こえてきますが、一度中止となったプロジェクトはそう簡単には甦ることはないのではないでしょうか。
すでに人員削減が行われたと報道
Appleの自動運転車プロジェクト「Titan」の中止が報じられたのは今年2月のことです。遅れを取っているとされていたAI事業により力を入れるためというのがその理由とされていました。
Apple Carにはおおよそ2,000人の従業員が従事していたとされており、そのうち600人が他部署に移ることができなかったため解雇されたと報じられていました。
すでにレイオフがあったとなると、やはりそう簡単にはプロジェクト復活はできないのではないかというのが筆者の見方です。
CarPlayでコラボの可能性
AppleがEVメーカーとパートナーシップを組むからといって、必ずしもApple Car復活ではなく、iPhoneのアプリやサービスを自動車で使用することができるCarPlayでコラボするのではないかとの意見もあります。
Appleは次世代のCarPlay対応車種が2024年に登場すると公式ページで述べており、RivianのEVモデルが対応する可能性も十分考えられそうです。
Source: DigiTimes via AppleInsider
Photo: Rivian
Source: iPhone Mania
Apple Carプロジェクト復活?Rivianとの連携に注目