iPad Pro(M4)は内部構造を見直し、剛性が格段に強化され、放熱性も向上しているとの報告がなされています。
一方、薄型化されたことが原因か、発表後の展示機が既に曲がっていたとの指摘もなされています。
内部構造を改善し、剛性強化
Appleのハードウェエンジニアリング担当上級副社長であるジョン・ターナス氏によれば、iPad Pro(M4)の内部構造において下記の改良がなされているとのことです。
- ロジックボードの上に、金属製のカバーを装着
- カバーは筐体内部中央に、リブを形成するように配置されている
- この新構造により、剛性が大幅に向上している
- 金属製のカバーは、放熱についても有利に作用している
薄くなったことで、展示機が曲がっていたとの指摘も
ただし、展示機のiPad Pro(M4)が既に曲がっていたとの指摘がなされています。
グラファイトシートで放熱性能向上と発表
AppleはiPad Pro(M4)の発表において、内部構造としてグラファイトシートを用いており、Appleロゴに放熱性に優れた銅を用いることで放熱性能を向上させたと説明していました。
iPhone16/16 Proも放熱性能を改善する機構採用と噂
放熱性能の改善は、iPhone16シリーズおよびiPhone16 Proシリーズでも行われる見通しです。
iPhone16シリーズは放熱部品として新たにグラフェンを採用、iPhone16 Proシリーズはステンレススチール製外装を持つバッテリーを採用することで放熱性能を向上させるとの噂があります。
Source:9to5Mac
Photo:Apple
Source: iPhone Mania
iPad Pro(M4)が新構造で高剛性に〜既に展示機が曲がっているとの指摘も!?