Apple Japanは、iPhoneなどの標準ブラウザSafariのプライバシー保護性能をアピールする動画広告「バード」を公式YouTubeチャンネルで公開しました。ユーザーを追い回し、監視する鳥の群れから保護するSafariを紹介しています。アメリカ版では鳥の不気味さが増したロングバージョンも公開されています。
スマホユーザーを監視し、追い回す「バード」たち
Appleが公開した動画「バード」には、街中にある監視カメラがスマートフォン(Android)を使っている人を見つけると翼を広げて飛び立ち、スマートフォンの画面を覗き込む「鳥」たちが数多く登場します。
「見ているあなたも、見られています。」のキャッチコピーに合わせて、カメラの鳥の群れが飛んでいきます。
スマートフォン(これもAndroidです)でショッピングサイトの「人気のロマンス小説」を眺めていると、すぐ隣に「鳥」が止まって、悲鳴をあげる女性。
ビルから「鳥」の群れが飛んでくるのを見つけた女性が、iPhoneのSafariを開きます。
その瞬間、「鳥」たちは爆発して消滅します。
爆発した「鳥」の後に残る煙に、「Safari。プライバシーを守りたい人のブラウザ。」のキャッチコピーが重なります。
締めくくりに「プライバシー。これがiPhone」のコピーが表示されます。
動画はこちらでご覧ください。再生時間は約32秒です。
ロングバージョンの米国版は不気味さがアップ
米AppleのYouTubeチャンネルでは、再生時間が約1分48秒のロングバージョン「Flock(群れ)」も同時に公開されています。
ロングバージョンでは、「鳥」たちがスマートフォンユーザーを追い回す様子や、
コウモリのように闇の中を群れで舞う様子や、
海上の船に「鳥」の群れが襲いかかる様子などが描かれており、
ヒッチコック監督の名作映画「鳥」を思い出させるような、不気味さが強調された映像となっています。
こちらで動画「Flock」をご覧になり、日本版と見比べて見てください。
Apple、SafariとChromeのプライバシー保護性能を比較
Appleは、ユーザーのプライバシー保護を重視する姿勢を強調しています。Safariについては、高速な動作とプライバシー保護性能をアピールしています。
iPhoneなどAppleデバイスの標準ブラウザであるSafariでは、ユーザーの閲覧行動を追跡するトラッカーの動作をブロックする、インテリジェントトラッキング防止機能が動作します。
また、Safariがブロックしたトラッカーを確認することもできます。
AppleのWebサイトでは、Chromeと比べてSafariがいかにプライバシー保護機能に優れているかを紹介した比較表も掲載されています。
例えば、閲覧履歴を残さないプライベートブラウズ(Chromeのシークレットモード)使用中、Safariは既知のトラッカーをブロックする一方でChromeはブロックしないことなどが紹介されています。
Source: Apple Japan/YouTube, Apple/YouTube
Photo: Apple
Source: iPhone Mania
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