Apple共同創業者のスティーブ・ジョブズ氏に関連するレアな物品の数々が、米オークションハウスRR Auctionにより競売にかけられています。ジョブズ氏がIBMの看板に対して中指を立てている有名な写真の中で着用しているボンバージャケットも出品されています。
注目はボンバージャケット
RR Auctionはこれまでにも多くのApple関連のレアな物品をオークションにかけてきましたが、今回も一風変わったものが多く見かけられます。
まずは、ジョブズ氏のNeXT時代の社員証に使用されたポラロイド写真です。こちらは少なくとも10,000ドル(約150万円)の価格がつくと予想されています。
他にも、ジョブズ氏がサインしたApple Computerの小切手や、ジョブズ氏のAppleの名刺セット(日本語表記のものもあり)なども出品されていますが、中でも最も注目を集めているのがジョブズ氏が着用したボンバージャケット(トップ画像)です。
「スティーブ・ジョブズ氏の“中指をIBMに立てたときの”レザーボンバージャケット」は、現在すでに10,000ドルの価格がついていますが、予想落札価格は75,000ドル(約1,130万円)以上と、かなりの高価格に達すると期待されています。
4GBの未開封初代iPhoneも
これまでも何度もオークションで高値をつけてきた、4GBの未開封初代iPhoneもまた出品されています。
今回の商品は80,000ドル(約1,200万円)以上に達すると予想されています。
4GBの未開封初代iPhoneは、昨年7月に当時のレートでこれまでの最高価格となる2,600万円の価格をつけています。
すべてが手の届かないアイテムばかりではない?
米オークションハウスが主催するApple関連の物品のオークションと聞けば、ほとんどすべてのアイテムが簡単には手の届かないもののように思えますが、中にはTシャツなどのビンテージ価値があるにも関わらず、購入できそうなものも存在します。
例えば、上記の「“The Journey Begins”と書かれたApple Computer従業員のTシャツ」は、最低落札価格が100ドル(約15,000円)で、予想落札価格が200ドル(約30,000円)以上となっており、手の届く範囲に収まる可能性がありそうです。
Source: RR Auction via MacRumors
Source: iPhone Mania
ジョブズ氏がIBMに中指を立てたときの写真で着用していたジャケットが競売に出品