Appleは、iOS17.6がリリースされたため、iOS17.5.1への署名を停止しました。これにより、一度iOS17.6にアップデートすると、ダウングレードは不可となります。iOS17.6は7月末に公開されたばかりです。
iOS17.5.1は重要なバグを修正
Appleが現地時間7月29日にリリースしたiOS17.6は、バグ修正とセキュリティ向上のためのマイナーなアップデートとなっています。同時にwatchOS10.6、tvOS17.6、visionOS1.3も公開されましたが、これらのいずれもバグ修正とセキュリティ向上のためのアップデートです。
AppleはiOS17.6のリリースに伴い、iOS17.5.1への署名を停止しています。iOS17.6にアップデートしたユーザーは以前のOSバージョンへとダウングレードすることができなくなるため、注意が必要です。
iOS17.5.1は5月にリリースされ、過去に削除した写真が写真ライブラリに再表示されるという重要なバグの修正が行われていました。
署名停止はいつものプロセス
Appleは新たなOSバージョンをリリースする度に前バージョンへの署名を停止しており、ダウングレードできないようにしています。
ダウングレードは、最新バージョンのiOSにアップグレードした後に重大なバグが発生した場合、Appleデバイスを以前のバージョンのiOSに復元するときに役立つ場合があるとされています。
Source: MacRumors
Source: iPhone Mania
Apple、iOS17.5.1への署名を停止