Appleの複合現実(MR)ヘッドセットVision Proの専用アプリの数が、2,500個の大台を突破したことが明らかになりました。これは、今年2月初旬に米国で発売されてから6カ月で達成されたマイルストーンです。
ライバルプラットフォームと比べても遜色ないレベル
Vision Proの登場に伴い、App StoreにはvisionOSアプリ専用のセクションが追加されており、Vision Pro向けのアプリが存在するかどうかが確認できるようになっています。
visionOSアプリの数は今年6月の時点で既に2,000個に達していましたが、8月初旬に2,500個の大台を超えたことが判明しました。
この2,500個という数字は、ライバルヘッドセットであるMeta Questの約3,000個というアプリ数と比較しても、遜色ないと言えます。
Vision Proは日本でも発売
国際展開が待たれていたVision Proですが、日本での発売も6月28日に既に実現しています。
日本での売上状況に関する情報は今のところ入っていませんが、オーストラリア、カナダ、中国本土、フランス、ドイツ、香港、シンガポール、英国でも販売が開始されており、エコシステムは着実に広がりを見せています。
App Store全体のアプリ数には遠く及ばず?
App Store全体のアプリ数は現在200万個を超えており、Vision Pro向けアプリの数はまだ序の口であることが分かります。
App Storeに掲載されているアプリの約88%は一般アプリで、それ以外はゲームとなっています。公開されているアプリのうち、95%は無料で、有料アプリは5%未満にとどまっています。
Photo: Apple
Source: iPhone Mania
Vision Pro専用アプリの数が2,500個以上に到達