iPhoneで撮影した作品に限定した写真コンテスト、iPhone Photography Awards (IPPA) は、第17回となる2024年の受賞作品を発表しました。日本人フォトグラファーの作品が、自然部門で最高賞を獲得しています。
初代iPhone発売年からの歴史、iPhone限定写真コンテスト
iPhone Photography Awards (IPPA) は、初代iPhoneが発売された2007年からの歴史を持つ写真コンテストで、応募できる作品をiPhoneまたはiPadで撮影した写真に限定しているのが特徴です。
IPPAは現地時間8月20日、2024年の受賞作品を発表しました。
グランプリに輝いたのは、アメリカのエリン・ブルックス氏がiPhone15 Pro Maxで撮影した「Boy Meets Shark」(本記事トップ写真)です。モノクロで描き出された、水族館でサメを目の当たりにした少年と水中の魚たちの、光と影、動と静が印象的な作品です。
日本人フォトグラファーが「自然」部門トップに!
自然部門の1位には、日本のシンヤ イタハナ氏がiPhone15 Proで撮影した「Stream」が輝きました。
イタハナ氏は、これまでに国際的な賞を数多く受賞しているフォトグラファーで、チベットを独自の視点で記録したプロジェクトが国内外の美術館に収蔵されています。
2020年のIPPAでは、作品「84,000 statues of Yakushi Nyorai」で静物部門3位を獲得しています。
2025年の応募を受付中
IPPAは、2025年の作品募集の受付を開始しています。
応募できるのはiPhoneまたはiPadで撮影した未発表作品で、iOSアプリによる編集、追加レンズの使用は認められています。
応募カテゴリーは抽象、動物、建築、子供、都市生活/都市景観、風景、ライフスタイル、自然、人々、ポートレート、シリーズ (3 枚)、静物、旅行、その他の14部門で、各部門の最優秀賞受賞者には金の延べ棒が、2位と3位の受賞者にはプラチナバーが贈られます。
応募可能な作品数に制限はありませんが、1枚5.50ドル(約800円)からのエントリー料がかかります。応募締め切りは2025年3月31日です。
腕に覚えのある方は、IPPAに応募してみてはいかがでしょうか。IPPAのWebサイトでは、過去のコンテストに遡って各部門の受賞作品を閲覧できます。
Source: iPhone Photography Awards (IPPA) , Shinya Itahana via MacRumors,
Source: iPhone Mania
iPhone限定写真コンテスト、2024年受賞作品発表!日本人が自然部門で最高賞!