折りたためるディスプレイを搭載するMacBook(仮称:MacBook Fold)と折りたたみiPad(仮称:iPad Fold)に関する現況を、アナリストのミンチー・クオ氏が報告しました。
MacBook Foldの仕様が固まってきたようですが、量産開始時期は遅れる見通しです。
20.25インチMacBook Foldの開発中止、18.8インチに一本化
クオ氏によれば、ディスプレイサイズは20.25インチが有力と報告されていましたが最終的に18.8インチが選択されたとのことで、20.25インチモデルの開発は終了している模様です。
ただし、折りたためるディスプレイと機構面での開発は難航しており、それに伴って量産開始時期は2026年上半期(1月〜6月)の予定だったのが2027年末〜2028年末に延期されたとクオ氏は報告しています。
どの部分の課題解消に難渋しているのか?
開発に難渋しているのは、折りたためるディスプレイの折り目を無くすことと、機構面ではヒンジの耐久性確保ではないかと推察されます、
iPad Fold開発計画は無い
2025年発売と予想する声があるiPad Foldについてクオ氏は、開発計画自体が存在しないと述べています。
18.8インチMacBook Foldのことを折りたたみiPadと呼ぶ業界関係者がいるようで、それによって混同されたのではないかとクオ氏は推察しています。
もしくは、横に展開する折りたたみiPhoneと混同されているのかもしれません。
Source:郭明錤 (Ming-Chi Kuo)(@mingchikuo)/X
Photo:Apple Hub/Faccebook
Source: iPhone Mania
MacBook Foldの仕様確定も量産開始時期延期〜iPad Fold存在せず