iPhone16 ProとiPhone16 Pro Maxに搭載される光学5倍望遠カメラモジュールは、初期製造分は全てLG Innotekが供給することが明らかになりました。
また、iPhone16、iPhone16 Plus、iPhone16 Pro、iPhone16 Pro Maxのモデル別製造台数が報告されており、iPhone16 ProとiPhone16 Pro Maxの2モデルで全体の67%を占めるようです。
光学5倍望遠カメラ搭載モデル増加に備える
iPhone16 Proシリーズでは、テトラプリズムレンズを用いた光学5倍望遠カメラの搭載モデルがiPhone16 ProとiPhone16 Pro Maxに拡大されるのが確実視されています。
それに伴って必要数が増加する光学5倍望遠カメラモジュールですが、初期在庫分はLG Innotekが独占供給するようです。
ただし、光学5倍望遠カメラモジュール用の光学式手ブレ補正機構(OIS:Optical Image Stabilizer)用アクチュエータはLG Innotekに加えて2024年10月以降にJahwa Electronicsも製造を開始するとのことで、サプライヤーを増やして増産に備えていることが伺えます。
イメージセンサーはソニーが供給
なお、光学5倍望遠カメラ向けテトラプリズムレンズはLargan Precisionが、イメージセンサーはソニーが供給する見通しです。
年内のモデル別製造台数
The Elecによれば、年内の製造台数は、iPhone16が2,450万台(27%)、iPhone16 Plusが580万台(6%)、iPhone16 Proが2,660万台(30%)、iPhone16 Pro Maxが3,320万台(37%)とのことで、今年もProシリーズが多くを占める見通しです。
Source:The Elec
Photo:Apple Hub/Facebook
Source: iPhone Mania
iPhone16 Pro向け光学5倍望遠カメラの製造状況〜Proシリーズが67%占める