Appleは、「Apple Books」と「Apple News」の2つのアプリに関連する従業員を100名近くレイオフするとの情報が入ってきました。このような動きはAppleにしては珍しいことで、一定の注目を集めているようです。
「News」は今年日本でのサービスが終了
エディ・キュー氏が上級副社長を務めるサービス部門の複数のチームで働く従業員に対して、レイオフの通達があったと、Appleの動向に詳しいBloombergのマーク・ガーマン氏が伝えています。情報提供者は匿名を希望しているとのことです。
レイオフにはエンジニアリングの役職も含まれており、Apple BooksアプリとApple Book Store関連のレイオフとしてはこれまでで最大規模だそうです。また、Apple Newsを担当するチームでもレイオフがあったと報じられています。
Newsアプリは今年に入ってから日本でサービスを終了していることが判明しています。
優先順位が低いのが理由か
今回のレイオフの理由として、Apple BooksとApple Newsの両方の優先順位がそれほど高くないことが挙げられています。
ポッドキャストも振るわないと報告
Apple Podcastも近年、YouTubeやSpotifyにシェアを奪われており、最新のデータによれば、ポッドキャストリスナー全体の12%しかAppleのサービスを利用していないことがわかっています。
Appleのサービス部門自体は大きな利益を上げていますが、当然ながらうまくいっていない事業も存在するのは普通のことではないでしょうか。
Source: Bloomberg
Photo: Apple
Source: iPhone Mania
Apple、サービス部門の従業員を100名近くレイオフへ