Samsungが間もなく発売する見通しの新しい折りたたみスマートフォン、Galaxy Z Fold Special Editionには折り目が目立たない折りたたみディスプレイが搭載される可能性があると、Notebookcheckが伝えています。
Appleが開発中と噂の折りたたみiPhoneのディスプレイはSamsung Displayが製造供給する可能性が高く、こうした新技術が応用されるかもしれません。
Galaxy Z Fold Special Editionのディスプレイ
Galaxy Z Fold Special Editionに搭載される折りたたみディスプレイについてNotebookcheckは、DSCCの最高経営責任者(CEO)であるロス・ヤング氏の投稿を引用し、その特徴を説明しています。
ヤング氏はGalaxy Z Fold Special Editionの折りたたみディスプレイには、Ultra Flexible Glass (UFG)が採用されると伝えています。
UFGは部位によって厚みを変えたUltra Thin Glass (UTG)のことで、折り目の部分を薄くしつつも、それ以外の部分を化学処理にて厚くすることで、耐擦過性と耐久性を向上させることができるとヤング氏は記しています。
UFGを採用すると折り目が目立たない?
Notebookcheckはヤング氏の意見をもとに、UFGを採用すると折りたたみディスプレイの折り目が従来のモデルよりも目立たなくなると予想しています。
iPhone Foldの開発難渋原因は、折り目の解消困難と噂
Appleは、横に展開する折りたたみiPhone(仮称:iPhone Fold)を開発しており、ディスプレイはSamsung Displayが開発しているとみられています。
iPhone Foldの発売が遅れているのは、Appleが折りたたみディスプレイの折り目を無くすことを要求しており、それが実現できていないからと複数のソースが伝えていました。
Galaxy Z Fold Special Editionのディスプレイで折り目が目立たなくなっているのであれば、Samsung Displayの研究開発の成果と考えられ、iPhone Fold向け折りたたみディスプレイの開発にも活かされるでしょう。
Source:Notebookcheck
Photo:Konstantin Milenin(@mi_konstantin)/X
Source: iPhone Mania
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