iPhone16の発表・発売が近づいていますが、古いiPhoneを使い続けている方は、そろそろ買い替えを検討しても良いかもしれません。買い替えを決断するべき12のきっかけを、海外メディアiDropNewsがまとめています。当てはまる項目があった方は、最新のiPhoneへの買い替えを検討してみてはいかがでしょうか。
そのiPhone、そろそろ買い替えでは?
iPhone16の発表イベントが、日本時間9月10日午前2時に迫っています。
毎年の新型iPhoneの発表・発売を楽しみにしている方がいる一方で、古いiPhoneを使い続ける方も多くいます。長く使って愛着のあるiPhoneでも、以下の項目に当てはまる場合、そろそろ買い替えを検討するべきかもしれません。
予算に余裕ができた
円安の影響もあってiPhoneの販売価格は上昇しており、限られた予算の中から、最新のiPhoneに買い替えるのは大きな出費となります。
しかし、最新モデルのiPhoneを買っておけば、iOSのサポート期間を考慮すると、あと5年間以上にわたってiPhone買い替えの心配をしなくて済みます。
資金に少し余裕があるという方は、買い替えを検討しても良いかもしれません。
iPhoneがボロボロ
近年のiPhoneは耐久性が向上しており、ちょっとした落下では破損しにくくなっています。しかし、道路に落としてしまった場合など、iPhoneが大きなダメージを受けてしまう場合もあります。
特に、スクリーンにヒビが入った状態で使用し続けると、指を怪我する可能性があります。本体にゆがみがあれば、内部にホコリや水分が侵入しやすくなってしまいます。
新しいiPhoneへの買い替え、または修理を検討しましょう。
バッテリー状態が悪化している
iPhoneなどに使われているリチウムイオンバッテリーは、充電と放電を繰り返すことで徐々に劣化していき、バッテリーの持ちが悪くなります。
iPhoneの「設定」アプリで「バッテリー」>「バッテリーの状態と充電」から新品と比較してバッテリー容量を知ることができます。80%未満になっていれば、交換を勧めるメッセージが表示されます。
iPhoneのバッテリーの持ちが悪くて困っている方にとって、バッテリー交換はiPhoneを延命する有力な選択肢です。
Appleでバッテリーを保証対象外で交換する場合の料金は以下のとおりです(2024年9月5日時点)。
- iPhone SE(第2世代、第3世代):11,200円
- iPhone7、iPhone7 Plus:11,200円
- iPhone8、iPhone8 Plus:11,200円
- iPhone X、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR:14,500 円
- iPhone11、iPhone11 Pro、iPhone11 Pro Max:14,500 円
- iPhone12、iPhone12 mini、iPhone12 Pro、iPhone12 Pro Max:14,500 円
- iPhone13、iPhone13 mini、iPhone13 Pro、iPhone13 Pro Max:14,500 円
- iPhone14、iPhone14 mini、iPhone14 Pro、iPhone14 Pro Max:15,800円
- iPhone15、iPhone15 mini、iPhone15 Pro、iPhone15 Pro Max:15,800円
ただし、今後のiOSサポート期間も短くなっている長期間使ったiPhoneにバッテリー交換の投資をするよりは、最新モデルへの買い替えも選択肢に入れても良いでしょう。
iPhoneの動作に問題が多い
お持ちのiPhoneが古く、急に電源が落ちてしまう、アプリが急に強制終了するなどの問題がよく発生する場合、ソフトウェア関連の問題が発生している可能性があります、
また、あまりに古いiPhoneだとAppleのソフトウェアアップデートも受けられません。
iPhoneの動作にストレスを抱えながらiPhoneを使うよりは、新しいiPhoneに買い替えた方が精神衛生上も良さそうです。
発熱がひどい
iPhoneをはじめとする電子機器が、充電中や負荷のかかる動作中に熱を持つのは一般的なことです。特に、充電しながら負荷のかかる使い方をすると、発熱しやすくなります。
しかし、古いiPhoneは充電中や負荷のかかる使い方をしていない状態でも、かなりの熱を持つことがあります。
リチウムイオンバッテリーは熱によって劣化が進みやすくなるため、古くなったiPhoneの発熱が気になる方は、最新モデルへの買い替えを検討したほうが良いかもしれません。
修理の対象外になっている
Appleは、販売店への製品供給を終了した5年以上7年未満の製品をビンテージ製品となり、部品の在庫がない場合修理対象外となります。そして7年以上が経過するとオブソリート製品となり、Apple修理受付の対象外となってしまいます。
iPhoneシリーズでは、2024年4月にiPhone6 Plusが、7月にはiPhone Xが、それぞれオブソリート製品になっています。
これら以前のモデルをお使いの方は、万が一の故障の際に修理ができないiPhoneを使い続けるよりは、新しいモデルに買い替える時が来ていると言えるでしょう。
iPhoneの動作が異常に遅い
iPhoneは、古くなっても動作が遅くなりにくいという利点がありますが、限度はあります。
古いiPhoneでは、iOSのメジャーアップデート後にiPhoneが正しく動作しなくなってしまう場合や、高い性能を要求するアプリの動作がもたつく場合もあります。
iPhoneの再起動で、一時的に問題を解決できる場合もありますが、同じ問題が繰り返し発生するようなら、iPhoneの買い替えが最善の解決策となります。
修理代よりも買った方が安上がり
iPhoneを修理する方が、新品を買うよりも節約につながることが多いです。
しかし、破損や劣化している箇所が多すぎると、修理代がかさんでしまい、新しいiPhoneを買った方が安く上がることもあります。
あまりに修理代が高額になる場合、新しいiPhoneを買ってしまった方が良いでしょう。
アプリが開けない、急に落ちる
多くのアプリは、アップデートのたびに新機能を追加しており、動作が高度になるため、要求されるiPhoneの処理能力も高くなります。
古いiPhoneでは、処理性能が追いつかずにアプリが突然強制終了(クラッシュ)してしまうことが増えます。
アプリによっては、古いiPhoneや古いバージョンのiOSが動作対象外となることもあります。
通信が遅い
最新のiPhoneは、5GやWi-Fi 6Eといった高速で安定性の高い通信規格に対応しています。
Webサイトの表示が遅いなど、通信速度に不満を感じているなら、最新のiPhoneに買い替えることで不満が解消されるかもしれません。
USB-Cポートを使いたい
2023年に発売されたiPhone15シリーズでは、ついにUSB-Cポートが搭載されました。
iPhoneがUSB-Cに対応したことで、iPhoneの充電にも他の多くのデバイスと同じUSB-Cケーブルが使えるほか、さまざまな周辺機器に接続できて便利です。
さらに、iPhone15 Proならより高速なデータ転送が可能なので、大容量の動画などの転送に有利です。
iOSのサポート対象外となっている
Appleは、iPhoneに5年間は最新のiOSへのアップデートをサポートします。サポート対象から外れたiPhoneは、重要なセキュリティアップデートは入手可能ですが、便利な最新機能は利用できません。
9月の公開が見込まれるiOS18では、iOS17と同じく、2018年に発売されたiPhone XS/XS Max/XR以降のモデルが動作対象となっています。
iOSのサポート対象外となるiPhoneをお持ちの方は、この機会に最新モデルに買い替えるのが良いでしょう。
Source: iDropNews, Apple (1), (2)
Source: iPhone Mania
iPhone16発表前にチェック!買い替えを考えるべき12のサイン