Appleが日本時間9月10日午前2時から開催するイベントでは、iPhone16などの新製品の発表に注目が集まっています。一方で、新製品発表と同時に姿を消す製品もあります。米メディア9to5Macが、iPhone16発表と同時に販売が終了する製品を予想しています。
iPhone16やApple Watch Series 10発表と同時に消える製品たち
9月10日午前2時からの「It’s Glowtime.」イベントでは、iPhone、Apple Watch、AirPodsなどの新製品発表が見込まれています。
Appleは、新製品の投入と同時に、以下の現行製品について販売終了すると考えられます。
iPhone15 Pro、iPhone15 Pro Max
Appleは、2018年に発表したiPhone XSとiPhone XR以降、翌年に新製品が発表されると上位モデルの販売を終了し、スタンダードモデルの販売を継続する、というパターンを継続しています。
今年も同様に、iPhoneシリーズで初めて筐体にチタニウム素材を採用したiPhone15 ProとiPhone15 Pro Maxの販売が終了すると見込まれます。
iPhone14 Plus
iPhone14 Plusは、一部で熱狂的に支持されながらも世界的販売では思わしくなかったiPhone12 miniとiPhone13 miniに代わって投入されました。「Plus」モデルの投入は、2017年のiPhone8 Plus以来となりました。
Appleは昨年、iPhone15シリーズの発表と同時に、iPhone13 miniの販売を終了し、iPhone13は販売を継続しました。
そのため、今年もiPhone14の販売は継続するものの、iPhone14 Plusの販売は終了するとみられます。
iPhone13
iPhone13は、2021年に発表・発売されました。現在、iPhone13は日本では95,800円(128GB、税込)で購入できます。
iPhone16の発表後、iPhone13のポジションはiPhone14が引き継ぐとみられますが、2025年とみられるiPhone SE(第4世代)発表と同時に、iPhone14の販売も終了する可能性があります。
Apple Watch Series 9、Ultra2、SE(第2世代)
今回の発表イベントでは、Apple Watch Series 10、Apple Watch Ultra3、Apple Watch SE(第3世代)の発表が見込まれています。
Appleは従来と同様、Apple Watchの新モデル発表と同時に旧モデルとなるApple Watch Series 9、Apple Watch Ultra2、Apple Watch SE(第2世代)の販売を終了すると考えられます。
なお、Apple Watch Series 10は、ディスプレイの大型化と本体の薄型化が見込まれています。Apple Watch Ultra3は、新色としてブラックが追加されると噂されています。Apple Watch SE(第3世代)は、筐体がプラスチック製になると伝えられています。
AirPods(第2世代と第3世代)
AirPods(第2世代)は2019年に発売され、2021年に空間オーディオ対応のAirPods(第3世代)が発売された後も、AirPodsシリーズのエントリーモデルとして販売が継続されていました。
しかし、今回のイベントではAirPods(第4世代)が発表され、エントリー版はAirPods(第2世代)の、ミッドレンジ版はAirPods(第3世代)の代替モデルと位置付けられるとみられています。
ファインウーブン素材アクセサリー
ファインウーブン素材アクセサリーは、iPhone15シリーズと同時にレザーに代わる環境に優しい素材として投入されました。
しかし、発売直後から傷付きやすい、破損しやすいなどの声が一部ユーザーからあがるなど、評判は芳しいものではありませんでした。
AppleはiPhone16シリーズと同時に、ファインウーブンに代わる新素材のケース投入を計画していると伝えられています。
Source: 9to5Mac
Photo: Apple
Source: iPhone Mania
iPhone16発表の影で消えゆくApple製品たち