iPhone16シリーズに搭載されるA18と、iPhone16 Proシリーズに搭載されるA18 Proを製造することにより、TSMCの年間売上高が大幅に増加すると経済日報が報じました。
これらのチップの製造による売上は、新型iPad Proに搭載されたM4とは比べものにならない効果を生み出すようです。
TSMCの3nmプロセスの売上高が想定よりも大幅増
経済日報の以前の予測では、TSMCの2024年の3nmの売上高は26~29%増と試算されていました。
しかし、最新情報では売上高の増加率は31~34%に達する見通しで、その要因としてAppleがシステム・オン・チップ(SoC)を大量に発注したことが挙げられています。
iPad mini 7やiPhone SE(第4世代)にもA18を搭載か
AppleはTSMCに対し、合計1億個のA18シリーズチップを発注したと噂されています。
その大半はiPhone16シリーズおよびiPhone16 Proシリーズに搭載されるも、残りはiPad mini 7やiPhone SE(第4世代)に搭載される可能性もあります。
A18とA18 Proはダイ面積も異なる別チップに
A18とA18 ProはTSMCの第2世代3nmプロセスである「N3E」で製造、電力効率がわずかながらも向上し歩留まり率は大きく改善されると予想されています。
A18はA18 Proの不良GPUコアを無効化したものになるのではなく、キャッシュ容量やダイ面積も異なるチップになると噂されています。
Photo:Apple Hub/Facebook
Source: iPhone Mania
iPhone16/16 Pro用A18/A18 Proの効果でTSMCの売上が大幅増