Apple AシリーズとMシリーズの動作周波数に関する関連性から推察すると、iPhone17シリーズ用A19とiPhone17 Proシリーズ用A19 Proの動作周波数は4.4GHzに向上する可能性があると、YouTubeチャンネル「Max Tech」のVadim Yuryev氏が予想しています。
歴代のApple AシリーズとMシリーズの動作周波数に関する関連性
Vadim Yuryev氏が指摘した、歴代のApple AシリーズとMシリーズの動作周波数に関する関連性は、下記の通りです。
- A18 Pro:4.04GHz / M3 Max:4.05GHz
- A17 Pro:3.8GHz / M2 Max:3.7GHz
- A16 / 対応Mシリーズチップなし
- A15:3.2GHz / M1 Max:3.2GHz
M4の動作周波数は4.4GHz、A19/A19 Proも4.4GHzになるかも
上記の関連性から、iPhone17シリーズ用A19とiPhone17 Proシリーズ用A19 Proの動作周波数は、M4の動作周波数である4.4GHzと同じになると、Vadim Yuryev氏は予想しています。
iPhone17 Proシリーズにベイパーチャンバーを搭載して冷却機構向上?
Appleは、iPhone16 Proシリーズにおいて冷却能力を向上させ、A18 Proの動作周波数を4.04GHzに高めました。
A19とA19 Proが4.4GHzを実現できるかは、iPhone17シリーズおよびiPhone17 Proシリーズの冷却能力にも影響されるでしょう。
iPhone17 Proシリーズに、アナリストのミンチー・クオ氏が予想した通り高性能冷却機構であるベイパーチャンバーが搭載されれば、必要な冷却能力が確保される可能性があります。
A19とA19 Proは、TSMCの第3世代3nmプロセス「N3P」で製造か
ただし、A18およびA18 Proと同じTSMCの第2世代3nmプロセス「N3E」で製造されるSnapdragon 8 Gen 4は、動作周波数4.32GHzを実現する見込みです。
そのため、TSMCの第3世代3nmプロセス「N3P」で製造される可能性があるiPhone17シリーズ用A19とiPhone17 Proシリーズ用A19 Proで、動作周波数4.4GHzを実現するのに支障はないでしょう。
Appleは、A18およびA18 Proの動作周波数を4.04GHzよりも高く、4.45GHzに設定することを検討しましたが、消費電力増加という観点からそれを断念したとの噂もあります。
Source: Vadim Yuryev(@VadimYuryev)/X via Wccftech
Photo:Apple Hub/Facebook
Source: iPhone Mania
iPhone17シリーズ用A19/A19 Proの動作周波数は4.4GHzに向上か