Appleは17日未明、iOS18の正式版をリリースしました。最新版OSバージョンを使用するユーザーがほとんどのiOSですが、iOS18が公開されたからといって、すべての人がすぐにインストールして使用し始めるわけではありません。Appleは前バージョンのOSにとどまり続けるユーザーのため、iOS17.7、iPadOS17.7、macOS Ventura 13.7、macOS Sonoma 14.7もリリースしています。
iOS17.7では16項目の脆弱性を解決
iOS17.7とiPadOS17.7にはさまざまなセキュリティアップデートが含まれています。セキュリティ項目は全部で16に上ります。
例えば、アクセシビリティ機能を使って近くのデバイスをコントロールできる可能性がある問題は、状態管理の改善により解決されています。
解決されたそれぞれのセキュリティ脆弱性には、IDだけでなく、発見者も記されており、中にはXなどのソーシャルメディアアカウント名を掲載しているケースもあります。
macOS Ventura 13.7とmacOS Sonoma 14.7でもセキュリティ上の脆弱性が解決されており、詳細が記された資料が公開されています。
バグが多いという理由から最新OSバージョンを避ける人も
iOS18がリリースされたものの、iOS17が出たときと同じく、バグが多い可能性を懸念してインストールを遅らせるユーザーが一定数いることが明らかになっています。
iOS18のバグは今のところ報告されていませんが、今後いくつかの不具合が報告されるのはほぼ間違いないと言えます。
Source: Apple (1), (2), (3) via AppleInsider
Photo: Apple
Source: iPhone Mania
iOS/iPadOS17.7、macOS Ventura/Sonomaがリリース