Appleは17日未明、watchOS11の正式版をリリースしました。同OSバージョンでは睡眠時無呼吸症候群の検出機能を始めとするさまざまな新機能が追加されていますが、機能をざっくりと見ていきましょう。
多くの新機能が盛りだくさん
watchOS11の新機能は、項目にすると次のとおりとなります。
- 睡眠時無呼吸の通知
- 新しいバイタルアプリ
- トレーニングの負荷
- これまで以上にカスタマイズ可能なアクティビティリング
- 妊娠中のさらなるサポート
- さらにパーソナライズされたスマートスタック
- 到着確認、翻訳アプリ、ダブルタップジェスチャでスクロール
- 新しい文字盤
- 潮位アプリ
睡眠時無呼吸の通知についてはこれまでにすでに何度も取り上げているので、そちらをご覧ください。
上記の項目の中から気になるものをいくつか詳しく見ていきましょう。
新しいバイタルアプリ
新しいバイタルアプリでは、2つ以上の指標が通常の範囲から外れている場合、ユーザーは通知とともに、これらの特定の指標が、高度の変化、飲酒量、さらには病気など、自身の生活のその他の側面とどのように関連している可能性があるかを詳しく説明するメッセージを受け取ることができます。
トレーニングの負荷
トレーニングの負荷は、28日間のトレーニングの負荷を算出します。これは、この期間に実施したワークアウトの長さと、新しいエフォート評価で測定したワークアウトの強度の両方を考慮して加重平均で算定されます。ワークアウトの強度や時間が長期的にユーザーの体にどのような影響を与えているかを測定するための方法として注目を集めています。
新しい文字盤
watchOS11では、刷新された写真文字盤、フラックス文字盤、リフレクション文字盤が使用可能となっています。写真文字盤は、機械学習を用いて、最高の写真オプションを選べるようサポートしてくれます。加えて独自のアルゴリズムで、フレーム内で被写体の位置を最適化してくれます。
その他にも、ワークアウトアプリの対応スポーツにサッカー、スノーボード、ゴルフなどが追加されており、利用の幅がさらに広がっています。
Source: Apple
Source: iPhone Mania
Apple、watchOS11の正式版を公開!