MediaTekの、新しいモバイル向けハイエンド・システム・オン・チップ(SoC)となるDimensity 9400が、現地時間2024年10月6日に発表されるとの予想を、リーカーがティーザー動画と共に投稿しました。
CPUは、1+3+4の8コア構成
リーカーのAbhishek Yadav氏(@yabhishekhd)が投稿したDimensity 9400のティーザー動画には、CPUの構成を模したと思われる画像が映っています。
画像から、Dimensity 9400のCPUの構成は、高性能コアが1コアと3コア、高効率コアが4コアの8コア構成になることが示唆されています。
Dimensity 9400の高性能コアは、1コアは動作周波数が3.63GHz、残りの3コアは動作周波数が2.8GHzになるとみられています。
動作周波数を高めるのではなく、IPCを改善と噂
高性能コアの動作周波数が4GHzを超えるApple A18 ProやQualcomm Snapdragon 8 Gen 4と比べて動作周波数が低いことによる性能低下を、Dimensity 9400はIPC(Instructions Per Cycle)を改善することで補っていると噂されています。
その場合、Snapdragon 8 Gen 4と異なる思想に基づいて設計されていることになります。
GPUベンチマークテストでApple M4を上回る
Dimensity 9400の特長についてNotebookcheckは、GPU性能が特に優れており、Arm Immortalis-G925はベンチマークスコアにおいてApple M4を上回ると述べています。
Dimensity 9400を搭載するAndroidスマートフォンは、Vivoから10月14日に発表される見通しです。
Source:Abhishek Yadav(@yabhishekhd)/X via Notebookcheck
Source: iPhone Mania
MediaTek Dimensity 9400が10月6日に発表〜ティーザー動画投稿