Apple Watch Series 10が登場したのにも関わらず、Apple Watch Ultra 2は新カラーオプションの追加にとどまったことで、どのApple Watchがベストかの議論が白熱しています。Series 10はUltra 2をハードウェア機能で多くの面で凌駕しているものの、ソフトウェアに関して意外な制約があることがわかりました。
Ultraでしか使用できない2つの文字盤
Apple Watch Ultraでしか使用できない文字盤は、「モジュラーUltra」と「ウェイファインダー」の2種類だそうです。
それぞれの文字盤の特徴は、以下のとおりです。
モジュラーUltra
この文字盤では7つのコンプリケーションを利用でき、時刻のサイズとレイアウトには6つのオプションがあります。文字盤の中央に大型コンプリケーションがあり、コンパスの方位やストップウォッチなど、重要な情報を簡単に確認できます。
- カスタマイズできる機能: カラー、ベゼル(高度、トレーニング)、スタイル、ナイトモード
- 選択できるコンプリケーション: アクティビティ、アラーム、アストロノミー、オーディオブック、バッテリー、血中酸素ウェルネス、計算機、カレンダー、カメラリモート、モバイル通信、コンパス、コンパスウェイポイント、連絡先、周期記録、水深、心電図、デバイスを探す、持ち物を探す、人を探す、心拍数、ホーム、メール、マップ、服薬、メッセージ、マインドフルネス、ミュージック、ミュージック認識、News、ノイズ、電話、ポッドキャスト、リマインダー、リモコン、ショートカット、睡眠、株価、ストップウォッチ、潮位、時間、タイマー、ヒント、翻訳、バイタル、ボイスメモ、トランシーバー、天気、ワークアウト、世界時計
ウェイファインダー
この文字盤は、ランナー、ハイカーや水中アクティビティファンに重要な情報を提供します。
- カスタマイズできる機能: カラー、スタイル(時、分)、ベゼル(緯度/経度、高度/傾斜、なし)
- 選択できるコンプリケーション: アクティビティ、アラーム、アストロノミー、オーディオブック、バッテリー、血中酸素ウェルネス、計算機、カレンダー、カメラリモート、モバイル通信、コンパス、コンパスウェイポイント、連絡先、周期記録、水深、心電図、デバイスを探す、持ち物を探す、人を探す、心拍数、ホーム、メール、マップ、服薬、メッセージ、マインドフルネス、ミュージック、ミュージック認識、News、ノイズ、電話、ポッドキャスト、リマインダー、リモコン、ショートカット、睡眠、株価、ストップウォッチ、潮位、タイマー、ヒント、翻訳、ボイスメモ、トランシーバー、天気、ワークアウト、世界時計
AppleはUltraを選ぶ動機を残しておきたい?
AppleがSeries 10でUltraの一部の文字盤を使用できないようにしているのは、Ultraを選ぶ動機を残しておきたいからではないか、と9to5Macはコメントしています。
これらの文字盤に関連するアクティビティは確かにタフなものも含まれるので、デバイス強度の観点から文字盤の使用を制限しているというのだったら納得がいくかもしれません。
Source: 9to5Mac
Photo: Apple
Source: iPhone Mania
Apple Watch Series 10では一部のUltraの文字盤が使用できない