登録者数1,260万人のYouTuberパーソナリティー、ケイシー・ナイスタット氏が自身のiPhone16 Proレビューを公開しました。スマホでも撮影を行うことが多いという同氏の正直な感想が注目を集めています。
妻に古いiPhoneをあげたため新デバイスを購入
ナイスタット氏といえば、Appleの複合現実(MR)ヘッドセットVision Proが登場してまもなく、ニューヨークで真っ先に外出先でデバイスを身につけ、動き回った感想を動画で投稿したことで話題になりました。
同氏は最近iPhone16 Proを購入したとのことですが、その理由として、妻が使っていたiPhone12のバッテリー消耗が激しく、自身のiPhone14 Proを譲ったためだと説明しています。それに加え、「ただ新しいものが好きな野郎だから」と自嘲しつつも、環境への配慮からか、少し罪悪感を感じている様子が垣間見られます。
カメラ性能が一眼を超えることは絶対にない?
一連のXでの投稿でiPhone16 Proのレビューを公開したナイスタット氏によれば、iPhone16 Proのカメラは確かにiPhone14 Proよりも向上しているものの、パーセンテージ的にいえば5%か10%ほど良くなった程度で、初代iPhoneからiPhone3GSでみられたような著しい改善はもちろん感じられないとのことです。
ただし、iPhoneと重いレンズのついた太い一眼レフとの差は非常に大きく、その差は今後も埋まることはないだろう、としています。
イノベーションがあるとしたらソフトウェア面から?
iPhoneのイノベーションはほとんどがソフトウェア面からとなってきており、ハードウェア面ではそこまで大きな技術革新は期待できない、ともナイスタット氏は述べています。
結論として、iPhone16 ProはiPhone史上最高の機種であり、iPhone史上最高のカメラを搭載しているものの、iPhone自体が製品ジャンルとしてピークに達してしまっており、毎年のアップグレードを正当化するのは難しい、とのことです。
Source: @Casey/X
Photo: Apple
Source: iPhone Mania
iPhone16 Pro、買うべきか?ナイスタット氏の結論とは