Bloombergによれば、iPhone16シリーズの顧客評価は今のところ芳しくなく、スーパーサイクルは発生していないとのことです。また、1年以内にスマートフォンをアップグレードすると答えた人の割合も、前年や一昨年と比べて減少しています。
12カ月以内にスマホをアップグレードする意思がある人は55%
Bloomberg Intelligenceのアヌラーグ・ラナ氏によると、今年は1年以内にスマートフォンをアップグレードすると答えた人が55%に留まり、前年の60%、一昨年の64%から減少傾向が続いているとのことです。
ラナ氏によれば、この傾向はiPhoneだけに限られず、Androidユーザーにも同様の現象が見られ、デバイスのライフサイクルが長期化していると指摘されています。
Apple Intelligenceの導入でトレンドは変わる?
AppleはiPhone16シリーズを発売したものの、主要機能であるApple Intelligenceの導入にはまだ至っておらず、10月にリリース予定のiOS18.1から本格的にスタートする見通しです。
さらに、iOS18.2、iOS18.3、iOS18.4と進むにつれて追加のApple Intelligence機能が導入されていくと予測されています。この過程で、iPhone16シリーズの評価が変わる可能性もあると指摘されています。
来年のiPhoneでは需要が改善する?
来年のiPhone17シリーズでは、デザインが刷新される見通しで、需要が改善する可能性があると、ラナ氏は述べています。
モルガン・スタンレーも、iPhone16のリードタイムが短いと報告していますが、今後、iPhone16シリーズ全体のパフォーマンスに注目が集まっています。
Source: Bloomberg
Photo: Apple
Source: iPhone Mania
iPhone16の評価低調?アップグレード意向も減少傾向