Appleが9月のイベントで発表したAirPods 4には、アクティブノイズキャンセリング（ANC）を搭載した上位モデルがありますが、このイヤホンのANC性能はAirPods Pro 2と比べてどうなのでしょうか。米メディアMacRumorsが2つのイヤホンを比較しています。
イヤホンタイプの好みによる？
MacRumorsのレビュアーによると、結論としては、AirPods 4のANCはAirPods Pro 2と同等の性能を持っているそうです。
両イヤホンはH2チップを搭載しており、音質も同レベルとされていますが、AirPods 4はオープンイヤー型イヤホンであるため、シリコンチップで気密性が高いAirPods Pro 2にはANCのパフォーマンスで劣るとのことです。
ただし、オープンイヤー型とシリコンチップを搭載したカナル型の好みはユーザー次第であるため、オープンイヤー型を好む人にとってはAirPods 4が最良の選択肢であることは間違いありません。
さまざまなシチュエーションでも大きな差はなし
MacRumorsのレビュアーによれば、AirPods 4とAirPods Pro 2のANCは飛行機や騒がしい環境といったさまざまなシチュエーションでも、同等の性能を発揮したとのことです。
もちろん、価格もイヤホンを選ぶ際の重要な要素の一つです。AirPods 4のANC搭載モデルが29,800円（税込）であるのに対し、AirPods Pro 2は39,800円（税込）と、10,000円の価格差があります。
AirPods Pro 2には補聴機能が追加
Appleは今年、AirPods Pro 2に差別化要素として、アメリカ食品医薬品局（FDA）の認可を取得した補聴機能を追加しています。
この機能は、最初にヒアリングテストで聴覚の異常を確認し、難聴の傾向がある場合には補聴器として機能します。
聴覚に異常が見られない場合でも、その人の聴覚の好みに応じて音源を調整してくれるため、いずれにせよ役に立つ機能です。
Source: MacRumors
Photo: Apple
Source: iPhone Mania
AirPods 4のノイキャンはAirPods Pro 2と同等？