BOEや他の中国のサプライヤーが、iPhone SE 4向けの有機EL(OLED)ディスプレイの供給を開始したと、DigiTimesが伝えています。
iPhone SE 4は2025年初頭の発表が噂されていますが、今回のディスプレイの調達は量産開始に向けた動きと予想されます。
iPhone SE 4向けOLEDディスプレイは13と同じ仕様と噂
iPhone SE 4向けOLEDディスプレイは、iPhone13のものを転用することで製造コストが抑えられるとの噂があります。
また、Dynamic Islandを搭載していないため、iPhone15向けのものよりも製造難易度という点でも軽減される見通しです。
中国Tianmaも6.1インチOLEDディスプレイ供給か
iPhone SE 4向けOLEDディスプレイは、中国BOEが主要サプライヤーで、LG Displayも一部を供給すると予想されていました。
今回のDigiTimesの報道で気になるのは、BOEに加え”他の中国のサプライヤー”も供給するとしている点です。
その場合、Appleへのディスプレイ供給に関心を持っていると以前から報じられていたTianmaなども供給するのかもしれません。
魅力的な販売価格と十分な供給数を実現?
iPhone SE 4向けOLEDディスプレイのサプライヤーとしてBOEに加え他の中国サプライヤーを追加したのは、販売価格を抑えながら数量を確保しようとする動きの可能性があります。
iPhone SE 4はApple Intelligenceに対応するiPhoneとして最廉価モデルになると噂されており、ミッドレンジスマートフォン市場におけるシェア増加に貢献すると期待されています。
Source:DigiTimes via MacRumors
Photo:Apple Hub(@theapplehub)/X
Source: iPhone Mania
iPhone SE 4が量産間近?6.1インチOLEDディスプレイが供給開始と報道