サンフランシスコのジェームス・ドナト連邦地裁判事が、Googleに対して収益性の高いGoogle Playストアを競争促進のために開放するよう命じたと、Reutersが報じています。これは、Androidにおいてサードパーティーのアプリストアおよび決済手段を認めなければならないことを意味します。
今後Androidのあり方は大きく変わる?
Epicのティム・スウィーニー最高経営責任者(CEO)はソーシャルメディアXで、ドナト判事の命令を「ビッグニュースだ」と投稿し、Epic Games Storeやその他のサードパーティーアプリストアが2025年にGoogle Playに登場すると述べました。
この判決により、Androidエコシステムが大きく変わることは間違いありません。Googleはこの決定に対し公然と反発しており、「米国の消費者、開発者、デバイスメーカーに損害を与える意図しない結果を招くだろう」とコメントしています。
次はApple?
Appleは今のところ米国内ではApp Storeの課金システムが独占的だと判断されていませんが、今回のGoogleに対する判決を受け、「次はAppleだ」との声が各所で聞かれています。
Appleはすでに欧州連合(EU)や日本でApp Storeを開放するよう指示を受けており、EUではすでにサードパーティーストアおよび決済手段が実現済みです。
日本でも同様の状況になると見られており、米国でもストア開放の命令が下るのは時間の問題かもしれません。
Source: Reuters
Photo: Google
Source: iPhone Mania
Google Play開放命令!Androidの未来が激変か?