MJSOFTが販売している、moshi Overture for iPhone16 Proとmoshi 2-in-1 Wrist/Body Strapを試用する機会をいただきましたので、1週間使用した感想をお伝えします。
iPhone Maniaでは2024年1月に、moshi Overture for iPhone15 Proのレビューも動画を含めてお伝えしていました。MagSafe対応などの美点を、moshi Overture for iPhone16 Proも引き継いでいます。
iPhone16 Pro用と15 Pro用のmoshi Overtureの違い
moshi Overture for iPhone16 Proと、moshi Overture for iPhone15 Proの違いを確認してみます。
moshi Overture for iPhone16 Proとmoshi 2-in-1 Wrist/Body Strapは、MJSOFTから提供いただいたサンプルを用いています。
パッケージ
下記画像の左側がmoshi Overture for iPhone16 Pro、右側がmoshi Overture for iPhone15 Proです。
moshi Overture for iPhone16 Proのパッケージには、薄いボーダー柄が入るようになりました。
ヴィーガンレザー製ウォレットケース
moshi Overture for iPhone16 Proとmoshi Overture for iPhone15 Proのヴィーガンレザーの質感は同じで、カーフレザーと比べても満足できる質感です。
moshi Overture for iPhone16 Proの「moshi」の表記は、金属バッジからレザーへの刻印に変更されています。
ヴィーガンレザー製ウォレットケースの内部には、マグネットで吸着するヴィーガンレザースリムケースが収められています。
ヴィーガンレザースリムケース
ヴィーガンレザースリムケースは、左側のiPhone16 Pro用はカメラ周囲のパーツがブラック調になり、iPhone15 Pro用のシルバー調よりも落ち着いた仕上がりになりました。
ヴィーガンレザースリムケース右側面
iPhone16 Pro用ヴィーガンレザースリムケースの右側面には、カメラコントロール用の切り欠きが設けられています(下記画像上段)。
切り欠きへの落ち込みはスムーズに処理されており、カメラコントロール操作時に指が引っかかるなど、操作性が悪化した印象を受けませんでした。
ヴィーガンレザースリムケース左側面
サイドボタンやアクションボタン、ボリュームボタンも含め、iPhone16 Pro用ヴィーガンレザースリムケースのボタン類はブラック調(下記画像上段)になり、やはりシルバー調のiPhone15 Pro用ヴィーガンレザースリムケースと異なります。
iPhoneを装着した状態ではボタンにガタツキが生じず、尚且つ、押しにくくなったと感じることもありません。
moshi Overture for iPhone16 Proの使い勝手の良さ
リアカメラ周囲の保護パーツはレンズ面よりも高く、傷がつくのを防止するのに効果的です。
ウォレットケースを装着すれば、カメラ面を下にしてテーブルに置いた場合に段差に伴うガタツキが生じることなく、より安定します。
動画視聴時にスタンド状に変化
ウォレットケースにスリムケースを組み合わせてスタンド状にすることで、動画視聴に適した形態になるのはmoshi Overture for iPhone15 Proから続く、使い勝手の良い部分です。
簡単に外れることのない磁気吸着
ウォレットケースとスリムケースは磁気吸着する仕組みで、下記画像のようにウォレットケースを持って吊り下げても容易に外れることはありませんでした。
*吊り下げて使うことを推奨するものではありません。
moshi 2-in-1 Wrist/Body Strap
今回、moshi OvertureだけではなくiGlaze、Napa、Kameleonと組み合わせて使用可能なmoshi 2-in-1 Wrist/Body StrapのサンプルもMJSOFTから提供いただきました。
Overture/iGlaze/Kameleonなどにアダプタで組み合わせ
moshi 2-in-1 Wrist/Body Strapの装着は、ヴィーガンレザースリムケース底面の外部接続端子(iPhone16 Proの場合はUSB-C)用の切り欠きにアダプタを差し込むとで取付部を設ける方式です。
アダプタはヴィーガンレザースリムケースと同じ質感であり柔軟性が高く、Amazonなどで安く販売されているポリウレタン製のものと比べて質感は全く異なり、高級感があるものです。
Amazonで販売されている格安品との違い
ケースとiPhoneで挟み込むタイプのアダプタについて、Amazonで安く販売されているポリウレタンとアルミニウム製プレートを組み合わせたものや、全て金属製のものでは浮きが生じて使用を断念したことがありました。
moshiの製品はスリムケース自体が2-in-1 Wrist/Body Strapとの組み合わせを考慮して設計されているからか、アダプタをiPhone16 Proで挟み込むように装着しても、ケースから本体が浮き上がってディスプレイのほうが高くなることもありませんでした。
ネックストラップとしての使用
アダプタにヴィーガンレザー製ストラップを装着すると、下記画像のようになります。
これは、長さを調整していないネックストラップとしての使用に適した状態です。
バックルを使って長さの調整が可能
ストラップは、2カ所に設けられたバックルを外して調整することで、リストストラップに適した長さになります。
リストストラップとしての使用
筆者はこの1週間、リストストラップとして主に使用しました。
ケーブルを差し込むのも柔軟性が高いアダプタで問題なし
ケースとiPhoneとでストラップ取付部を挟み込むタイプのアダプタで気になるのが、外部接続端子に充電ケーブルを接続する場合の使い勝手の悪化です。
アダプタの装着を考慮されていないケースと組み合わせて使おうとすると、iPhoneがケースから浮くだけではなく外部接続端子の位置がずれてケーブルが差し込めないことがありました。
moshi製品同士の今回の組み合わせでは、2-in-1 Wrist/Body Strap未装着状態と比べればアダプタがある分だけ差し込みにくくなりますが、アダプタに柔軟性があるのでストラップを引っ張ってアダプタがケース底面側を向くようにすれば端子が大きめのBelkinのUSB-Cケーブルも問題なく差し込み可能でした。
moshi Altraシリーズ愛用者の乗り換え先として好印象
MJSOFTが販売するmoshiのiPhone16シリーズ向けケースには、筆者がサブ機のiPhone13との組み合わせで使用しているmoshi Altraがラインナップされていません。
moshi Overture for iPhone16 Proとmoshi 2-in-1 Wrist/Body Strapを組み合わせ、リストストラップに適した長さに調整することで、iPhone16 Proでもmoshi Altraと同じような使い勝手が実現されました。
moshiブランドのiPhone16シリーズ用アクセサリー一覧
MJSOFTは、moshiブランドのiPhone16シリーズ用アクセサリーとして、今回紹介したmoshi Overture for iPhone16 Pro以外に、下記の製品を販売しています。
商品名 | 価格(税込) |
moshi Kameleon for iPhone16 Pro Midnight_Blue/Shell_Pink | 8,250円 |
moshi Kameleon for iPhone16 Pro Max Midnight_Blue/Shell_Pink | 8,910円 |
moshi iGlaze for iPhone16 (Luna Silver) | 7,590円 |
moshi iGlaze for iPhone16 Plus (Luna Silver) | 8,140円 |
moshi iGlaze for iPhone16 Pro (Luna Silver) | 7,590円 |
moshi iGlaze for iPhone16 Pro Max (Luna Silver) | 8,140円 |
moshi Overture for iPhone16 Pro Charcoal_Black/Caramel_Brown | 10,890円 |
moshi Overture for iPhone16 Pro Max Charcoal_Black/Caramel_Brown | 11,550円 |
moshi 2-in-1 Wrist/Body Strap Eggnog_White/Woodsmoke_Brown/Midnight_Black | 5,940円 |
参考URL:MJSOFT, moshi Overture for iPhone16 Pro, moshi 2-in-1 Wrist/Body Strap
Source: iPhone Mania
【レビュー】moshi Overture for iPhone16 Pro+Strap