M4搭載MacBook Pro/Mac mini/iMacの特長〜著名記者が最終予想

Bloombergのマーク・ガーマン記者がニュースレター「Power On」で、M4シリーズチップを搭載するMacモデルごとの特長を伝えています。

ガーマン記者は、月曜日から水曜日にかけて1機種ずつ発表されると予想しています。

火曜日未明には、iOS18.1とiPadOS18.1、macOS Sequoia 15.1などの正式版もリリースされる見通しです。

M4シリーズチップを搭載するMacモデル3機種

ガーマン記者による、M4シリーズチップを搭載するMacBook Pro、Mac mini、24インチiMacの特長は下記の通りです。

M3搭載14インチMacBook Proの後継モデルに搭載されるのは10コアCPUと10コアGPUのM4で、iPad Pro (M4)に用意されている9コアCPUと10コアGPUのM4は選択されない模様です。

Mac miniはM4とM4 Pro搭載モデルをラインナップ、M4のNeural Engine性能向上に伴い、M2搭載Mac miniでは15.8TOPS、M3搭載iMacでは18TPOSの実効性能が、M4搭載Macでは38TOPSと2倍以上に向上する見通しです。

現行の24インチiMacはM3を搭載、その前はM1モデルででありM2をスキップしたのに対し今回はM4をスキップしない理由についてガーマン記者は、Apple Intelligenceを広く普及させて製品力を強化するためにM4が重要なチップであることを挙げています。

なお、M4を搭載するMacBook Airは2025年第1四半期（1月〜3月）に、M4シリーズチップを搭載するMac Studioは3月から6月の間に発表されるとの従来の予想を、ガーマン記者は今回も伝えています。

2025年6月〜秋の間に発表されると予想するMac Proには、「最上位のM4シリーズチップ」が搭載されるとガーマン記者が記していることから、Ultraを超えるExtremeチップがついにラインナップされるのかもしれません。

ガーマン記者によれば、Appleは先週初めに少数のメディア関係者と開発者に対し、水曜日にロサンゼルスで行う実機体験会に招待することを伝えたとのことです。

ワールドワイドマーケティング担当上級副社長であるグレッグ・ジョズウィアック氏の投稿もふまえると、やはりAppleは月曜日、火曜日、水曜日に順次、M4シリーズチップを搭載するMacモデルを発表し、水曜日の発表直後に実機体験会を開催することになるとガーマン記者は予想しています。