iPhoneが非接触決済端末に早変わりする「タッチ決済」が、ヨーロッパの5カ国で新たに利用可能になったと、Appleがプレスリリースで発表しました。オーストリア、チェコ、アイルランド、ルーマニア、スウェーデンで利用できるようになっています。
ポップアップストアなどに役立つ便利な機能
iPhoneのタッチ決済の対応地域が拡大したと、Appleが10月29日付で発表しました。タッチ決済とは、日本では今年5月に導入された機能で、決済端末を使用せず、iPhone同士で非接触決済を行える便利な機能です。
今回、新たにタッチ決済が利用可能となったのはオーストリア、チェコ、アイルランド、ルーマニア、スウェーデンのヨーロッパ5カ国です。
iPhoneのみで支払いが可能なタッチ決済は、新規顧客の獲得や出張販売、ポップアップストアの出店、行列解消などに役立つとされています。
日本では4つのPSPが対応
日本では、現在以下の4つのペイメントサービスプロバイダ(PSP)がiPhoneのタッチ決済に対応しています。
- Adyen(SDK)
- GMO-FG
- リクルート
- Square
対応地域はどこまで拡大?
今回の5カ国の他に、iPhoneのタッチ決済はオーストラリア、ブラジル、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、オランダ、台湾、ウクライナ、英国、米国でも利用可能です。
特に米国では、昨年の時点で既に70万箇所以上で利用できるようになっていました。
Source: Apple (1), (2) via MacRumors
Photo: Apple
Source: iPhone Mania
iPhoneのタッチ決済がヨーロッパ5カ国で提供開始