Appleが、Apple Vision Proの販売国として近日中に2カ国を追加することを、ワールドワイドマーケティング部門担当上級副社長であるグレッグ・ジョズウィアック氏が明らかにしました。
Apple Vision Proは、販売低迷による製造停止が囁かれています。
韓国とアラブ首長国連邦を販売対象国に追加
ジョズウィアック氏によれば、Appleは現地時間2024年11月15日に韓国とアラブ首長国連邦をApple Vision Proの販売対象国に加えるとのことです。
これにより、12カ国のユーザーがApple Vision Proを体験できるようになるのを嬉しく思うと、ジョズウィアック氏はXへの投稿で述べています。
Apple Vision Proの製造を年末で停止するとの噂あり
それが理由で販売国を増やすわけではないでしょうが、Apple Vision Proの販売実績は芳しく無く、一部の部品サプライヤーは既に販売を停止、最終製品の日産台数も約1,000台へとピーク時から半減しているとの報道がありました。
販売国の増加により、少しは販売台数は増えるかもしれませんが大幅増とはならないでしょう。
廉価版を開発中と噂も、予想販売価格は30万円以上と高額
Appleは、Apple Vision Proの販売実績低迷の理由の1つとして価格があると考え、廉価版(仮称:Apple Vision)の開発を行っているようです。
Apple Visionでは、筐体素材にプラスチックを多用し、EyeSightを廃止、OLEDマイクロディスプレイの解像度を下げて製造原価を抑えることを検討しているとの噂があります。
ただし、Apple Visionであっても販売価格はおよそ342,800円になるとみられています。
Source:9to5Mac
Photo:Apple
Source: iPhone Mania
Apple Vision Proの販売国拡大〜それでも販売台数増加には効果薄?