Appleの共同創業者であるスティーブ・ウォズニアック氏が、Bloombergのインタビューに応じてApple Intelligenceについて自身の見解を述べました。ウォズニアック氏にとってAIとはどのような存在なのでしょうか。
進化したSiriを少し試したウォズニアック氏
Apple Intelligenceで大きな役割を果たすといわれる進化したSiriですが、ウォズニアック氏も実際に試したようです。「確かに、より複雑な質問に答えることができた」と認めています。
その一方で、まだApple Intelligenceの機能を十分に試しておらず、具体的なコメントをする立場にはないとも述べています。
ウォズニアック氏にとって「AI」とは？
ウォズニアック氏いわく、大規模言語モデル（LLM）は好きではないそうです。自身が読んだり聞いたりした情報は、しっかりと頭で考え、理解したいと考えていると述べています。同氏はこれを皮肉を込めて「AI、Actual Intelligence（実際の知性）」だと表現しています。
また、人工知能については「リピートすることには向いている」としながらも、何かを創造することには長けていないと指摘しました。そのため、最終的には検索エンジンの域を出ないだろう、という意見を示しています。
Source: Bloomberg Television
Photo: Gage Skidmore/Wikimedia Commons
Source: iPhone Mania
ウォズニアック氏が語るApple Intelligenceの限界