M4搭載Mac miniのSSDはモジュール構造を採用しており取り外し可能との報告が、分解動画内で確認されています。
また、256GB SSDモデルにおけるアクセス速度が向上しているのは確実とMacRumorsが報告しています。
M4搭載Mac miniを分解し、内部を確認
YouTubeチャンネル「Brandon Geekabit」が、発売されたばかりのM4搭載Mac miniの分解動画を公開しました。
この分解動画では、M4搭載Mac miniのSSDは交換可能であることが確認されています。
底面プレートと冷却ファンの取り外し
M4搭載Mac miniの分解は、最初に電源ボタンが搭載されている底面プレートを外すことから始められます。
底面プレートを取り外した後は更に、アンテナが搭載された内部保護プレートを取り外し、次に冷却ファンを取り外します。
これらを取り外すと、ロジックボードが姿を現します。
SSDモジュールの取り外し
M4搭載Mac miniのSSDモジュールは、M4の横(下記画像ではロジックボード下部中央)にT9トルクスネジで取り付けられています。
これを外すことで、SSDモジュールはロジックボードから分離可能な構造になっています。
SSDモジュールの故障時にはそこだけ交換して修理可能になっていると思われ、容量拡大のためのアップグレードキットがサードパーティーから将来的に提供されるかもしれません。
電源ユニット
電源ユニットは、ロジックボードの下(M4搭載Mac mini本体天面側)に搭載されています。
ロジックボード裏面
ロジックボードの背面は、黒い冷却用シート状のもので覆われています。
ヒートシンクを取り外すには、背面の固定プレートを取り外す必要があります。
ロジックボード表面
ヒートシンクを取り外すと、M4が確認できます。
下記画像でM4の右側に確認できるのが、SSDモジュールが取り付けられていた部分です。
M4搭載Mac miniの分解動画
YouTubeチャンネル「Brandon Geekabit」が公開したM4搭載Mac miniの分解動画は、下記より確認ください。
256GB 1チップから、128GB 2チップ構成に変更
MacRumosはM4搭載Mac miniについて、256GB SSDモジュールも128GBチップ2つで構成されており、M2搭載Mac miniよりもアクセス速度が向上しているのは確実と報告しています。
M2搭載Mac miniでは、256GB SSD搭載モデルは256GBチップ1つで構成されていたため、512GB SSD搭載モデルなどと比べてアクセス速度が30%〜50%低下していたとMacRumorsは指摘しています。
最小RAM容量も16GBに増加したため、M4搭載Mac miniは最安モデルでも不満の少ないモデルになっていると期待できます。
Source:MacRumors
Photo:Brandon Geekabit/YouTube
Source: iPhone Mania
M4搭載Mac miniのSSDは取り外し可能でアクセス速度も向上〜分解動画が公開