米大統領選挙でドナルド・トランプ氏が再選を果たしました。これを受け、Appleのティム・クック最高経営責任者（CEO）がソーシャルメディアで勝利を称える投稿を行いました。トランプ大統領の復活は、Appleにどのような影響を与えるのでしょうか。
巨大ハイテク企業トップからの祝福の声
トランプ氏の再選が報じられると、米国の巨大ハイテク企業であるAmazon、Google、Meta、Microsoftのトップたちが次々と祝福のメッセージをソーシャルメディアに投稿しました。その中にはAppleのクックCEOも含まれていました。
トランプ大統領、勝利おめでとうございます！ 私たちは、米国が今後も創意工夫、革新、創造性でリードし、それを原動力とすることができるよう、あなたおよびあなたの政権と協力していくことを楽しみにしています。
独禁法調査の行方にも変化が？
米政府は長年にわたり、巨大ハイテク企業による独占的行為を問題視してきました。今年、GoogleとApple間のデフォルト検索エンジン取引が違法と判断される動きもありました。
AppleはすでにSafari、App Store、iOSの3つの主要サービスが欧州委員会によって独占的と認定されています。しかし、トランプ氏のホワイトハウス復帰により、欧州および米国で進行中の反トラスト法違反調査から解放される可能性があると指摘されています。
こうした背景から、クックCEOがトランプ大統領の再選を祝福する理由にも納得がいくと言えるでしょう。
Source: Patently Apple
Source: iPhone Mania
トランプ大統領の再選でクックCEOがエール、Appleにとっては朗報？