M4搭載Mac miniの電源ユニット用プリント基板には、基板に部品を実装した際に高さを抑えるための特別な設計が施されていると、YouTubeチャンネル「Snazzy Labs」が伝えています。
また、iFixitがM4搭載Mac miniを分解し、修理しやすさを評価しました。
電源ユニット用プリント基板、切り欠きのある専用品
Snazzy LabsはM4搭載Mac miniの電源ユニット用プリント基板について、通常は基板上に実装される部品を、基板に切り欠き（部品が収まる大きさの穴）を設けてそこに収まるようにすることで、相対的に高さが抑えられるための設計がなされていると説明しています。
この設計を採用することでプリント基板上に部品をハンダ付けするよりも高さを抑えることが可能ですが、コスト面では不利であることから、この価格帯の製品に採用することは驚きだとSnazzy Labsは述べています。
M4搭載Mac mini、薄型化するための構造や設計を多数採用
なお、こうしたプリント基板は既にStudio Displayにおいて採用実績があるとSnazzy Labsは述べており、Apple製品として初採用したわけではありませんが、M4搭載Mac miniには電源ユニット用プリント基板以外にも薄型化するための多くの工夫が施されていることを取り上げています。
M4搭載Mac miniの修理しやすさは10点満点中の7点
Apple製品の分解動画を数多く公開しているiFixitが、M4搭載Mac miniを分解し修理しやすさを報告しています。
M4搭載Mac miniの修理しやすさの評価は10点満点中の7点ですので、iPhone16 Proシリーズと同じです。
Source: iPhone Mania
M4搭載Mac miniの電源ユニット用プリント基板は薄型化実現のための特別設計品