Appleが2008年に特許出願していた「eyePod」に記載されている実製品の参考図は、Apple Vision Proに酷似しているとMacworldが報告しています。
Macworldは、Appleは新しい市場に参入するのが遅いと指摘されることが多いが、市場が熟成するまで待っているだけであり、今回の特許出願時期は準備に十分時間をかけていることを示していると述べています。
2008年にApple Vision Proに酷似したeyePodの特許出願
Macworldが取り上げている特許は、2008年11月7日に話題になった「eyePod」に関するものです。
この特許の中で取り上げられている参考図の製品は、Apple Vision Proのデザインに酷似しています。
eyePodの開発開始時期は2006年と予想
eyePodの特許が出願されるまでの開発期間は1年半の可能性が高く、その場合は2006年に開発が始まっていたことになるとWccftechは説明しています。
Apple Vision Proは今年末で製造休止と噂
eyePodの構想から長い時間をかけて製品化されたApple Vision Proですが、販売台数は想定に満たず、Appleは2024年末で製造を休止すると噂されています。
後継モデルは搭載チップをM5に変更しApple Intelligenceに対応するモデルとして発売されると噂されていますが、普及には高額な販売価格が足かせになるとの指摘があります。
それを補うための廉価モデルの発売時期は遅れるとみられており複合現実(MR)ヘッドセット市場自体の拡大も期待外れであることから、苦戦が続きそうです。
Photo:Apple
Source: iPhone Mania
Vision Proの元祖は2008年に特許出願された「eyePod」?参考図が酷似