iPhoneが非接触決済端末に早変わりするタッチ決済(英語ではTap to Pay)が、南米のチリと中東のアラブ首長国連邦(UAE)でも利用可能となったことがわかりました。タッチ決済は日本でも導入されてまだ間もない機能です。
中小規模の事業者にとって利便性が高い機能
iPhoneのタッチ決済により、決済アプリで、クレジットカード、デビットカード、Apple Pay、Apple Watchから、あるいはデジタルウォレットを内蔵するその他のスマートフォンから、非接触決済ができます。追加の端末やハードウェアは必要なく、iPhoneから直接決済を行うことができるため、特に中小規模の事業者にとって利便性が高いとされています。
タッチ決済の利用範囲は増加の一途をたどっていますが、今回チリとUAEでも展開が始まった模様です。
チリとUAEの対応事業者は、それぞれ以下のとおりとなっています。
チリ
- SumUp (SDK)
UAE
- Adyen (SDK)
- Magnati
- Network International
日本では今年5月に導入
最初はApple本社内のApple Storeで試験的に導入されたタッチ決済は、今年5月に日本でも導入されるに至っています。
日本では次の事業者が対応しています。
- Adyen (SDK)
- GMO-FG
- Recruit
- Square
Source: MacRumors (1), (2)
Photo: Apple
Source: iPhone Mania
iPhoneのタッチ決済がチリとUAEでも利用可能に