iPhone17/HomePod mini 2などに独自設計Wi-Fiチップ搭載と報道

投稿日：2024/12/13

Bloombergが、Appleは2025年に独自設計のWi-Fi/Bluetoothチップを導入し、新型Apple TVと新型HomePod mini（仮称：HomePod mini 2）に続き、iPhone17シリーズの一部モデルにも搭載すると報じました。

新型Apple TVとHomePod mini 2が最初に搭載見込み

Bloombergによれば、Apple独自設計のWi-Fi/Bluetoothチップのコードネームは「Proxima」で、数年間の開発期間を経て2025年から製品に実装され始めるとのことです。

独自設計のWi-Fi/Bluetoothチップはまず新型Apple TVとHomePod mini 2に搭載された後、2025年秋にiPhoneの一部モデルに、2026年にiPadとMacにも搭載されるとBloombergは述べています。

Bloombergの指す2025年秋に独自設計のWi-Fi/Bluetoothチップを搭載するiPhoneの一部モデルとは、iPhone17シリーズの一部モデルと考えられます。

iPhone17シリーズにおいて薄型モデルとなるiPhone17 Airに独自設計の5Gモデムが搭載されるとの噂がありますので、独自設計のWi-Fi/Bluetoothチップも同モデルに搭載されるのかもしれません。

Bloombergは独自設計のWi-Fi/Bluetoothチップの利点として、他のワイヤレス通信関連チップと協調することによる消費電力低減やiPhoneの薄型化に貢献する可能性を挙げています。

Appleが独自設計のWi-Fi/Bluetoothチップを搭載し始めた場合、Broadcom製のWi-Fi/Bluetoothチップの出荷数が減少することになります。

ただし、RFフィルターは引き続きBroadcomから供給される見通しであり、すぐに全製品がBroadcom製のWi-Fi/Bluetoothチップから移行する訳ではありません。

独自設計のWi-Fi/Bluetoothチップの製造は、Apple AシリーズやMシリーズチップを製造中のTSMCが担当する見通しです。