Googleの生成AI「Gemini」がより便利になったと話題になっています。Googleのクラウドストレージ「ドライブ」のフォルダの内容を、Geminiが要約可能になったとのことです。AIがどのような情報をまとめることができるのか、詳しく見ていきましょう。
Google ドライブでGeminiをどう使う?
生成AI「Gemini」の「フォルダを要約する」オプションを使用すると、Google ドライブのフォルダ内容をAIが簡単にまとめて教えてくれます。
使用方法としては、Gaminiに特定のファイルをフォルダ内で探すよう頼んだり、「このフォルダのテーマは何?」と、より大きな枠組みの質問も可能です。
加えて、Google ドライブ内のフォルダをGeminiのスライドバーに直接ドラッグ&ドロップするか、フォルダの右クリックで「Geminiに質問する」を選択しても、同様の効果を得ることができます。
画像の識別も可能?
Googleによれば、Geminiはテキストファイル、PDFファイル、スプレッドシート、プレゼンテーションの内容を把握するこができるとのことですが、9to5Googleが試したところ、画像の識別も可能であることがわかっています。
Gemini 2.0が登場
Googleは現地時間11日、新世代のバージョンのGemini 2.0を発表しました。Gemini 2.0は、画像や音声のネイティブ出力やネイティブツールの使用など、マルチモーダリティにおける新たな進化を遂げており、Googleの目指すユニバーサル・アシスタントに近づく新たなAIエージェントを構築することを可能にするとのことです。
Gemini 2.0はGemini Advancedで利用可能となっており、高度な推論と長いコンテキストの機能を使い、あなたに代わって複雑なトピックを探索し、レポートをまとめる「Deep Research」という新機能も導入されています。
Photo: Google
Source: iPhone Mania
Googleの生成AI「Gemini」でGoogle ドライブの要約が可能に