OpenAIは現地時間18日、ChatGPTに電話またはテキストでアクセスできる新たなサポートを発表しました。この機能はデータ接続がない状況でも、通話が可能な環境での利用を想定しています。電話と人工知能（AI）という異なる技術の統合が話題を集めています。
ChatGPTが電話とテキストに対応
OpenAIが発表した「1-800-ChatGPT」は、通話を通じて音声ベースで電話越しに質問し、回答を得られる機能です。対応端末は携帯電話だけでなく、固定電話も含まれます。
ChatGPTへのテキスト送信も可能で、WhatsAppにも対応しています。ただし、画像や動画の送信には対応していません。
アカウントなしの通話時間は15分まで
「1-800-ChatGPT」の通話時間には15分の制限が設けられていますが、アカウントを開設することで通話時間を延長することが可能です。
OpenAIによると、この機能はまだ実験段階にあり、今後、通話時間の制限を含めた仕様が変更される可能性が高いとしています。
OpenAIによる機能のデモをイベント動画の中で観ることができます。
OpenAIはChatGPTのサーチ機能の無料化も発表
今回の新機能は、OpenAIが12日間にわたり開催しているイベントの中で発表されたものです。また、同イベントでは、ChatGPTのサーチ機能が無料ユーザーにも開放されたことも発表されました。
Source: MacRumors
Photo: 丁志仁/Wikimedia Commons
Source: iPhone Mania
ChatGPTが電話対応！「1-800-ChatGPT」の実力とは？