調査会社TrendForceが、Appleは2026年の早い時期に新型Apple Visionシリーズを発表するとの予想を伝えています。
TrendForceは、新型Apple Visioシリーズの販売価格は現行モデルよりも安くなると述べています。
廉価モデルの新型Apple Visionを追加と予想
TrendForceは、2026年の早い時期に発表される可能性があるApple Visioシリーズについて、新型Apple Vision Proと、追加モデルとなるApple Visionの2機種になる可能性が高いと考えています。
つまり、iPhone16 ProやMacBook Proに該当するのがApple Vision Pro、iPhone16に該当するのがApple Visionとの位置づけになりそうです。
ソニー製OLEDマイクロディスプレイから変更?
Appleは、現行モデルであるApple Vision Proの販売台数が低迷しているのは高価な販売価格が原因の1つとAppleは考えているようで、新型Apple Vision Proと追加モデルであるApple Visionともに、製造コスト削減に向けた取り組みがなされるようです。
Apple Vision Proにはソニー製のOLEDマイクロディスプレイが搭載されていますが、新型Apple Vision Proではソニー以外のサプライヤーから調達し、部品単価を下げることを検討する可能性が高いと、TrendForceは指摘しています。
新型Apple Vision ProとApple Visionの予想スペック
ただし、新型Apple Vision Proでも3,000ppiを上回る解像度は維持される見通しで、搭載チップはM5に変更されると噂されています。
対して、廉価モデルとなるApple Visionに搭載されるディスプレイはガラス基板を用いた解像度が1,500ppi程度のOLEDディスプレイか、低温多結晶酸化物(LTPO:Low Temperature Polycrystalline Oxide)バックプレーンを用いた液晶ディスプレイになる可能性もあると、TrendForceは伝えています。
Source:TrendForce via MacRumors
Photo:Phil Traut(@spatiallyme)/X
Source: iPhone Mania
Apple Vision Pro 2とApple Visionを2026年に発売か